第9話
───え?
何故か横に倒れた男。その横にいる男は何が起きたのか分からず固まっている。
コロンと音を立てて落ちたのは空き缶。
「っ、なんだよ!誰だ!」
顔を上げた男の頬には空き缶の跡がくっきりとついている。
飛んで来たであろう方向に一斉に顔を向ける男達。
ジャリと音がして現れたのは、
「うお、すっげぇコントロールじゃね?」
「もし、当ててたらどうするの?」
「俺が外す事なんてありえねぇよ」
「まぁ当ててたら殺してたね」
「怖ェ事言うなよ」
暢気に話しながらやって来た二人。
私と同じ制服だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます