第3話 ステータスを見てみよう!

領界を目指して歩いていく、さて何処かで休息してスキルの確認をしてみよう。


丁度良さげな切り株のある広場みたいな所に腰を下ろす。


「さてさて、きっと能力やレベルを確認出来る、ステータス画面はあるはず!ステータス」

やはり目の前に透明な画面が現れる。フムフム!


名前グレバドール(改名可、前世さだまさし)

年齢、10歳(前世30歳)

基礎レベル10。

HP、200(0になると死にます、気をつけよう)

MP、150(ゼロになると魔法が使えなくなります)

運、 10(低いです、頑張りましょう)

特別スキルレベル、レベル1(レベルが上がればが増えます)

特別スキル『缶詰』(缶入りも含む)

生活魔法、水レベル5(現在コップ一杯、修行によりレベル上がります)

     火レベル5(現在小指の先ぐらい、修行によりレベルが上がります)

     鑑定レベル10(名前と用途のみ、修行すれば他の事も分かります)

     アイテムBOXレベル5(金貨100枚まで!修行すれば大きくなります)

加護、無し。


最後の加護は何処かの神様の加護だろう、転生者ならあるはずなんだけど?

そしてもう一度順番に、上から確認する。


名前は変えられるんだ! なら前世の名前まさしで。


年は余計な物があるけど、どうせ他の人は見えないから良いかな?


基礎レベル10て10歳か? まだ伸び代はあるはずだよね!


HP200、この数字はどうたんだ? 怪我でもしなければ分からないな?


MP150、これは魔法を使って確かめよう、スキルが働かないと詰むからね!


それでいきなり運ですか?まあ追放されたから低いんだろうね!


そして特別なスキルが、レベル1かい! まあ発動が出来ないんだから仕方がない。


次は、生活魔法ね!

クリーンは無いの? 風呂はどうしよう? それにトイレットペーパーは!

前世の記憶が戻ると欲しくなる。


火と水が有ればどうにかなりそうだけど、後は鑑定にアイテムBOXね!

普通アイテムBOXて凄い魔法じゃ無いの? 普通に貰えるなんて、ただ小さすぎる。


どうやらステータス画面を見る事が出来たので、改めて特別スキルを試してみよう

『缶詰』

やはり何処にも何も出てこない。


「では、鯖缶」

掌に水煮の鯖缶が現れる。


「やったー、今日の夕飯が出来た、そしてフォークが一緒に出て来る。

パッカンだから缶切りは不要でサービスでフォーク付きか? 本当は水煮のやつで無くて、味噌味が良かったけれど!


「引き続き、ミカンの缶詰!」

何も変化無し?


「フルーツ、ええいパイナップル!」

出ません何も、可笑しい?


もしかしてレベルが1だと、1日一個しか出ないの? 注文間違えた!


ならパンの缶詰が良かったのに、味だって水煮って料理で味付けするんだよ!

塩も醤油も味噌も無いのに、次が有れば、細かく注文して行こう。


そして水と火の魔法はMP1での発動だったので、何回か使えた。

特別スキルはMP50を使うので、今は何事も無くても3回が限界!


きっと1日一個だけしか出せないので修行して、MPを多くなる様に鍛えて行こう!


ただどうやって鍛えるんだ、誰か教えてくれ!







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