第21話

『本当に人形みたいな子だな……。』




『こんな美人なかなかいないぞ……。』




永倉と原田がこそっと話しているその時




「ちょっとじゃま!!」




沖田が膳を下げにやってきた。




「沖田さん!」




おさよの声が弾む。




「今日の煮付けどうでしたか?私が作ったんですよ。」




「……ん、おいしかった。」




「よかった!!」




そうおさよに言い終わると沖田は雛に向かって言った。




「君、いい気にならないでね。周りの奴らは物珍しくてちやほやしてるだけだから。」




「おい!総司!そんな言い方はないだろ!!」




原田が怒鳴る。




「本当のことを言ったまでだよ。これ以上僕たちの生活を乱されたくはない。早くみんな君に飽きてくれればいいのに。」




そう言うと沖田は台所からスタスタと出て行ってしまった。




雛は下を向いて落ち込んだ。




「姫川、気にするな……。」




斎藤が優しく励ます。




「は……い……。」




「ま、俺たちは味方だからよ!」




「そうだな!!」




永倉と原田も言う。

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