時は江戸時代。悪代官と蔑まれ、自害をした一人の男がいました。
お家はお取り潰しとなり、残された家族もバラバラに。
本作の主人公は、そんな悪代官の娘、田桜。いえ、彼女のお父さんは、本当は悪代官なんかではありません。きっと、何者かの悪意によって陥れられたに違いありません。
父の無念を晴らしたい、真実を明らかにしたい。
従者である高親とは兄妹ということにして江戸での暮らしを送りながらも、心の中では常にそんな思いを抱く深桜。
そんな彼女は、元は身分の高い家柄のお嬢様ではありますが、しっかりとした信念と自ら動く行動力、そして正しいと思ったことを貫く真っ直ぐさを持った、実に魅力的な子。
高親も、そんな彼女だからこそ、お家がなくなった今も懸命に支えようとしてくれているというのが伺えます。
そんな二人に忍び寄る、怪しい者たち。周りで起こる不穏な出来事。
果たしてこれらを退け、無事でいられるのか。そして、父の真実にたどり着くことはできるのか。
江戸の町を舞台に、世直しが始まります。