第9話 勇者として

20XX年 12月20日

あの日の後、俺は殺した騎士団を全員生き返らせた。

その後、ヤハトに鑑定された結果。俺には呪いがかけられていることが分かった。

呪いの内容は

・魔物を引き寄せる

・不幸を引き寄せる

と主にこの2つ。このせいであの戦争が起きたらしい上にこれを解呪するのは不可能らしい。

今回は俺が死にかけただけだったがもしかすると次はアレンやガトスが死んでしまうかもしれない。

だから2人に会わないことにした。

騎士たちにも厳重に口止めしておいたから場所がばれることもないだろう(脅し)

俺がどこにいるかというと危険度が高い魔獣が住む森の中…の家に住んでいるここに来れるのはヤハトだけだ。

理由は俺の作り出した魔力の結晶を持っているのがヤハトだけだからだ。

この魔力の結晶か俺の近くにいれば俺の設置した結界の効果が無効化される。

家の近くには俺の設置した結界があり、これに接触すると方向感覚が一時的に壊れる。

つまり目的地に絶対にたどり着けない。まあその上魔獣が生息してるわけだから人は絶対に寄り付かない。

ここで俺は魔獣を駆逐する勢いで魔獣を殺した。…いつか2人にあっても大丈夫なように

<side アレン>

あの日キルンが負けたことを知った。だが死んではいないらしい。でも場所は教えてもらえなかった。

私よりも付き合いが長いガトスも教えてもらえなかった。だから2人でキルンの場所を探すことにした。

そして1年かけて知っていそうな人を見つけたが教えてくれなかった「知らない」の一点張りだ。

ヤハトという人でキルンに勝った騎士隊長らしいが一週間に一回、どこかに行っている。

もしかしてキルンの所に行っているのでは?そう思った私とガトスはヤハトを追いかけた。

思った通りだろう。ここにはありえないほど精密に作られた結界。

これを作れるのは私はキルン以外に知らない。

ガトス「危ない!」

え?

ガトス「おい!大丈夫か?」

「くそ、コカトリスに嚙まれたか!おい!おい!」

ここはどこ?木の天井が見える…

<side キルン>

ガトス「コカトリスに嚙まれたんだ!」

キルン「はぁ…こんな森にいるのがおかしいだろ…で?いつ嚙まれた?」

ガトス「40分前だ」

キルン「解毒剤を作るには時間が足りない!」

ガトス「解毒呪文は使えないのか?」

キルン「俺は毒無効だから必要なかっただけだ」

アレン「うぅ」

キルン「くそなにかほかに…ハッ傷口から毒を吸い出せば大丈夫だと本にあったな。これに賭けるしかないか…」

アレン「!!!」

キルン「どこを嚙まれた?」

ガトス「腕だ」

キルン「そうかじゃあ今から毒を吸い出すぞ」

アレン「!!!」(まだ心の準備ができてない!)

<5分後>

キルン「…毒は吸い出せたけど、なんで気絶したんだ?」

ガトス「…無自覚とは恐ろしいな」

キルン「え?」

ガトス「いやなんでもない…」

バンッ(扉があく音)

ヤハト「キルン!君の力を貸してくれ!勇者として!」

キルン「ハ⁈」


第9話 「勇者として」終

次回 第10話 「最強」

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