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第1話

私には大好きな男の子が二人いる。




一人はよく晴れた、青空みたいに優しい男の子。

お日様みたいにいつも穏やかな笑顔で私を見守っていてくれた男の子。


優しくてなんでも知ってるそうちゃんは私の憧れで、私はいつだって彼に届かない手を伸ばしていた。



もう一人は、芽吹く大地みたいな強い男の子。

大地みたいにいつも私の傍に寄り添ってくれていた男の子。


少しだけ意地悪だけど本当は優しいりっくんが大好きで、私たちはいつだって手をつないでいた。

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