「跳びたい」と願う心と、「怖い」と叫ぶ心のあいだで揺れる少年・公音（くおん）が、仲間との出会いを通して、少しずつ変わっていく青春ストーリー。

競技トランポリンという題材を通して描かれる“空”は、夢であり、恐怖であり、そして希望。
彼の一歩一歩は、読んでいるこちらの背中にもそっと勇気をくれます。

臆病で繊細だった彼が、自分なりのやり方で前に進んでいく姿は、きっとあなたの心にも何かを残すはずです。

読むと胸の奥がじんわりとあたたかくなる、おすすめの小説です。

トランポリンと言うと一般の人にはあまり馴染みの無い競技かも知れません。
多くの人は子供の遊具を思い浮かべるのでは無いでしょうか。
この作品は、そんな競技トランポリンで挫折を味わった少年が、同じく挫折を味わった少女に支えられ、再起を図っていく物語です。
かつて憧れの選手として見上げていた少女に支えられ、今の自分を不甲斐なく思いながら上を目指す少年。
同じ挫折を味わいながら、さらに上を目指せる少年を眩しく思う少女。
そんな少年と少女の爽やかでちょっぴり甘い青春劇をぜひご一読ください。

すいません。つい心の中のボ卿が溢れてしまいました。
この作品は今まで見た中でもトップクラスの凄さを誇る感情表現で、心が揺さぶられました。
オススメです！ぜひ見に来てください！！！

小さな頃から頑張ってきた主人公が成果が出始めたこれからって時に、怪我をして挫折し、そこから上り詰めていく物語。
同じような挫折を味わっている憧れだったヒロインはしっかりと主人公の事を評価してくれていて、そんな二人のとても甘酸っぱい青春がみれると思います。

失敗した時のトラウマや失敗する時の描写などがとても丁寧に書かれていて少しだけヒエっとするかも。
主人公は、身長も大きくないといった天性の素質もあり、高校生といった伸び盛りにどんどん上手くなっていくであろう事が期待できます。
トランポリン風に言うとハーフインハーフアウトや3回宙、なんなら4回宙を見せてもらえることを願っています。
締めの言葉はあっちの業界風にいうとこれしかありません

がんばですっ！