第11話

大学の授業は思っていた以上に大変だった。

私はノートをとるだけで精一杯になった。


お昼休み

私と陵也君は中庭にやってきた。


すると「陵也~莉奈お疲れっ!!」


そう叫んで走ってくるのは中学からの友人の綾乃だった。


《ようやく知ってる顔に会えた!!》私は綾乃の顔を見てそう思った


「綾乃・・お疲れ様」


私がそういうと綾乃は不思議そうにこっちを見た。


「綾乃?」


「莉奈、体調悪い?」


急にそう言われビックリしていると陵也君が


「あぁ!今朝から体調悪いんだって」


「陵也には聞いてない・・・」と言って膨れる綾乃を見て私は思わず笑ってしまった


「フフッ扱いの差」


そういって笑うと綾乃も陵也君も笑い出した。


みんなで笑ってるとそこに椎名さんもやってきた。


「何?みんなして・・」


「あっ!星!お疲れ~」笑いをこらえて綾乃がそう言うとお疲れっと言いながら椎名さんは私の横に座った


そして小声で


「大丈夫?」と聞いてきた


私はコクリと笑って頷いた


その様子を見ていた二人からまたイチャイチャしてる~とからかわれたがなんだかそれも懐かしくすごく楽しかった。


そして放課後に4人でご飯を食べに行くことになったので

私は椎名さんとの待ち合わせ場所に向かうと先に椎名さんが到着していた。

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