新聞配達やめたなら

Hogeko

第1話

 三月二十日早朝。スマホで新聞を読んでいた。寝床に潜り込んだままである。購読している新聞社がデジタル版のサービスを提供しているので、ためしに使っている。画面が小さいので読みにくいが、なんとかなっている。これなら、悪天候のときに紙の新聞を配達してもらわなくても支障なさそうだと思った。だが、紙の新聞が配達されなくなると困ることがある。折り込みチラシが来なくなることだ。これも近所の情報源として必要なものだ。と、ここで頭に浮かんだことがあった。デジタル新聞だけになったら、折り込みチラシもデジタルで読むことになるのだろうか。朝食のあと、チラシの電子化具合をネットで確認してみた。すると、スーパーやホームセンターなどの店舗はデジタルチラシをWEBで公開していることが分かった。

しかし、紙のように、まとまった形で提供されてはいない。あたりまえだが、店別のページを個々に見なくてはいけない。これは不便だ。なにか良い方法はないものか。と考えていたら、自作の電子回覧板サイト(試験サイト)に掲載したらよいことに気がついた。もともと、このサイトを作った目的も、発信元のページを個々にみるのは面倒だと思ったところにある。折り込みチラシも同じだ。

と言う訳で、このサイトに近所のチラシのリンクを掲載してみた。やってみた結果、地元の情報ばかりのリンクは、なぜかは分からないが目に新鮮だった。


(この物語はノンフィクションです)

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