第18話、箱根の温泉にて
そうして俺たちは箱根に来ていたここはやはり温泉町と言う事で賑わっていた。
すると玲香ちゃんが温泉と言えばここから少しばかり北の山梨では信玄の隠れ湯と言う物が存在しておりまして・・・・。
それを聞いた途端にマーシャちゃんと鈴花ちゃんが必死になり玲香ちゃんの話を食い止めた。
まあ、今日はかなり歴史の話をしたから俺はもう良いかなと言うと玲香ちゃんはそうですよねと言いながらも白くなりチーンとしていた。
俺と二人きりならいくらでも話しても良いけど流石にマーシャちゃんや鈴花ちゃんがいるのでと考えていた。
そうして俺たちは予約していた旅館に向かうと旅館の人たちが緊張しながら向かいれてくれたけどそんなに緊張する事だったかな?と言うとそれは男がいるのだからと鈴花ちゃんがそう言っていた。
そんなものなのかと思いながらその場所に向かうと今度はマーシャちゃん達が真っ赤になりながら正気なのですかと言いながら聞いていたので俺は答えた。
「うん?だって一つの部屋にしたほうが値段的にも安いしそれに色々と話せるだろ?」
「それはそうかもしれないけどそうやって油断をしていると私達に変な事をされてしまうと言うことは考えていなかったのですか!?」
別に考えていないと当たり前のように返した。無論なことにそんな展開も考えられたがそれはそれで良いなと結論になりこの様になりました。
だって夜中に夜戦を仕掛けてくるのが元の世界では絶世の美少女と言える人たちが三人もいるのですよ。
男から絶対に嬉しい展開になるからなと思っていた。
ともかくもう決まった事に言うよりは温泉でも入りに向かおうと言うと鈴花ちゃんがここでとんでもない事実に気がつくのである。
「あの〜翔也。この旅館の温泉は全て・・・混浴なのだけど大丈夫なの?」
勿論だ!だって公式に女性の布一枚の姿を拝めることが出来るのだよ、ここ以外はありえないだろう!!
そう思いで俺は一足先に温泉に向かったそうして楽しみしながら温泉に入ると先に一人の女性が入っていて俺の方に振り向くと残念そうな顔でなんだ、男かと言ってショックしていた。
うん?男が入ってきたのに興味がないとは意外だなと思いながらもまあ、全員が男性好きではないという訳かと思いながら体を洗っていると遅れてマーシャちゃんたちが現れて待っていましたと思っていた。
しかし、何か先に入っていた女性も嬉しそうにしてマーシャちゃんたちを見つめていると先に入っていた女性がマーシャちゃんたちに声をかけるのだった。
「ウホ!いい女♡!・・・ねえ、そこの可愛い子猫ちゃんたち、この温泉までホイホイ警戒なしで来て良かったのかしらそれともこのお姉さんと一緒にヤラないか♀」
これを見て確信をした、この人は百合だと理解をした。それにしてもこの世界で百合なんて初めて見たなと思っているとマーシャちゃんたちは顔色を真っ青になり泣きそうな表情をしながらやりませんーー!!と最後は泣きながら逃げ出した。
えーー!?せっかく百合展開が見られるかもしれないと思っていたのにそれはないよと思っていたが冷静に元の世界ではどんな感じなのか脳内でシュミレーションをした。
温泉に先に入っているとマーシャちゃんが言われて俺がウキウキにして入るとマーシャちゃんと阿○さんがいてそして阿○さんから俺に対して言われるのである。
「ウホ!いい男・・・・・・良かったのか、ホイホイ着いてきて。どうだ!翔也、俺とヤラないか♂」
っあ、ごめん。これは逃げるわ、隣に滅茶苦茶に好みの美少女がいてもあの阿○さんがいたらそれは逃げるわなと理解をした。
そうして逃げられた女性はマーシャちゃんたちの反応を見てショックしていたので声をかけた。
「あの〜残念でしたね」
「残念どころではないわよ、今日は誰一人もヤれていないのよ!しかも先程の美少女たちは滅茶苦茶にかなり好みだったのに!!悔しい!!」
そして男と一緒に温泉に入っても何も楽しくないわよと言いながら泣いていた。
まあ、そんな日もありますよと言うと男にそれを言われても何も嬉しくないと言っていた。
本当に男には興味がないのですねと言うとそれはそうよ、私は女の入浴シーンを見たくて温泉に来ているのに変な噂が広まって誰も来てくれないのよと嘆いていた。
まあ、それはその言葉を出せば同じ同性なら逃げ出すのが多いですからねと言ってから少しでも元気になってもらおうとどんな女性姿か好みなのか話を始めた。
「そう言えば俺も女性が好きであるですよ!例えばドイツの民族衣装のディアンドルとか知っていますか。胸元が上から見れば谷間も見えてしまうエロい服装なのですよ!!」
「!!!貴男・・・やるわね、谷間で興奮するとか伊達に女好きとは言っているわけではないわね。なら下半身はどんな感じが好みなの?」
「女性の下半身はミニスカートの上に白いガーターベルトをしていると興奮しますね。風で見える上にとてもガーターベルトだけでかなりエロく感じますから」
「・・・・お見事よ、貴男も女好きとして認めてあげるわ!ねえ、ならどんな展開とか興奮するの?」
「俺は少しばかりマイナーかもしれませんが憑依とか好きですよ。やはり好きな人に取り憑いて好きなようにしていくのがたまらないですから」
「やばい!滅茶苦茶に分かる!!お互いに真剣に話し合いましょう!」
「そうですな、ここまで性癖を言えるのはいつ会えるなんか分からないですから。ついでに俺の名前は吉田翔也と言います!」
「私は白井百合音、ただの女好きの女性よ。さてと同士よ、存分に語ろうぞ」
そうして性癖を遠慮なく話せる白井百合音との出会いを果たすのだった。
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