第5話[中学2年の終わり]

僕は好きな人に振られた。

でも、まだ諦めたくはないと思っている。

今日は3時間で学校が終わるのだ。

僕は今日、もう一度チャンスを貰おうと考えた。

3時間目が終わり、駐輪場で僕は[もう一度チャンスをください]と言った。

彼女は[良いよ]と言ってくれた。

2学期の終業式の日、僕はインフルにかかって休んだ。

クリスマスの日、僕はパーティーに誘われたがインフルで行けなかった。

そしてインフルは約7日間続いた。

12月31日、今日は僕の誕生日だ。

インフルが治り、久々に外にでた。

僕の誕生日の日は、1日の半分が掃除で終わることが多い。

今年は外で遊ぶことができた。

夜の9時ぐらいに急に頭痛がした。それも、とても痛い。どのくらいかと言うと、正面が向けないくらいだ。

僕は寝ていて起きたのは0時50分だ。

スマホを開くとメッセージが届いていた。

希海からだ。

あ、彼女をこう読んでいるのは彼女がそう呼んでと言ったからだ。

あけおめというメッセージが届いていて、僕は50分遅いがあけおめと送った。

そして僕が起きたのは午前8時20分だ。

頭痛は治っていて普通に動ける。

僕はスマホでおはようと希海に送った。

すると、すぐに即読になりおはようときた。

僕は遅くなってごめんと送ると、私も色々と遅くなったと送ってきた。

新年になっても変わらない彼女なのだ。

それから色々と話してスマホを閉じた。

2月には、僕は貰ったチャンスを使った。

本気で僕の気持ちを伝えた…が駄目だった。

その本人は吹奏楽部の同級生に僕が告白したことを言ったらしい。

それからは少し話すだけで関係が崩れた。

後戻りが出来ないのでしょうがない、僕はそう思って過ごしたのだ。

だけど彼女に言われたくなかった言葉を耳にしたのだ。

それは終業式の2日前、彼女と久々に話したのだ。

すると彼女は[ごめんけど貴方の気持ちには答えられない、他に好きな人を作って。]と言われたのだ。

僕は何も言えずに席に戻った。

それから春休み、僕はその言葉をずっと抱え込んでいる。

寝ることも出来なかった。

今日は友達と桜祭りに行くのだ。

ちょっとは楽になりたいと思いながら僕は向かう。

一緒に行くのは月嶋秋奈と今尾結月(いまおゆづき)だ。

彼女たちは僕が告白したのを知っている。

いざ祭りに行くと凄く楽しかった。

そんな楽しい時間はあっという間に終わった。

2日後、今日からは3年になる。

クラスは何組か、友達は誰が一緒なのか。

やはりクラス替えはワクワクしてくる。

8時に学校に行き、僕はクラス表を見てクラスに向かった。

中には入ると春田希海がいた。

他にも吹奏楽部の人などがいた。

おいおい、嘘だろ。と思いながら僕の3年生の幕を開けたのだ。

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