ラナのためにヨミエルは剣を取り、ヨミエルのためにラナは世界を救おうとする
そんな、2人の絆を描いた物語です。
冒険者ヨミエルが出会ったのは、
「世界を救うための鍵」であるにも関わらず、その存在ゆえに追われ続けてきた魔族の少女ラナ。彼女の孤独と危うさが、丁寧に描かれていると感じました。
軍や帝都の冷酷な現実がふたりに襲いかかる中、ヨミエルは迷うことなくラナを守ろうとし、ラナもまた、ヨミエルが信じてくれたその事実だけを胸に、世界へ立ち向かっていきます。
ヨミエルとラナの旅を、これからも追いかけたくなる作品で、おすすめです!