KAC20254 「その夢を…」
夢美瑠瑠
第1話
「夢」については、筆名にも冠している通りに? ひとかたならぬ関心はある。
フロイトやユングの「夢分析」にも多少造詣があって?、自己流の夢日記や夢分析をしたこともあります。
昔はよく夢を見るほうで、最近見ないのは、熟睡できないからか? ノンレム睡眠のときには脳が休んでいて、あまりの時間?の、レム睡眠時に夢を見る。
いろんな睡眠音楽で改善していますが、すこやかな眠りには至っていなくて、夢を見る余裕がないのかもしれない。
REM睡眠というのは、Rapid eyes Movement 急速眼球運動の略で、眠りが浅くて、脳波でいうとα波の時?だったかな? しかしα波音楽というのもあるからリラックスはしていそうです。
フロイトは、「願望の充足」と、夢を定義した。抑圧された不道徳な願望が、葛藤を起こすことがノイローゼなどの原因で、夢の分析でそれをあぶりだせる、という発想が、「夢判断」という著書の骨子。
ユングは、フロイトの後継者ですが、ユニークさや影響力はフロイトを凌駕している? 一種の神秘的な、東洋的なさまざまな、易経やら曼荼羅、禅? そういう対象への興味がユングの思想の特徴で、普遍的無意識、とか元型、そういう人間精神の深奥に不可思議な全人類的な秘儀、秘蹟、文字通りに”精神”たるゆえんをなす超絶的な”何か”を見ようとした…これは自分の理解ですが。
フロイトは散文的で、ユングはロマンティックでオカルティック? そういう理解です。ユングはフロイトの「補償」を無意識的にしていたのかもしれない。
で、生半可ですが、現代科学では、夢の機能は「記憶の整理と定着」となっているとか?
「よく見る夢」というのは、シドニーシェルダンにも同名の小説あったなあ。
よく見る夢は、いま調べると、「予知夢」、「警告夢」、「正夢」等々に分類されて、無意識からの重要なメッセージなんだそうです。
夢日記をつけて、いろいろと、分析していたりすると、昔ですが、そのころは、「アユ釣りをする夢」と、「寮の夢」というのが多かった。
近辺の渓流に、鮎を釣り行くのが趣味だった頃で、そのエメラルドグリーンの美麗な渓流のイメージと、水中で泳いでいる若鮎の魚影が、繰り返し、いろんなバリエーションであらわれてきた。美しい風景とか色彩、そういう「きれいなもの」への嗜好は今でも強いですが、牽強付会すると「美女」とか「それへの邂逅」そういう願望だったかな?とも思う。 釣りというのはガールハントに似ていなくもない…陸釣りともいうしw
「寮の夢」というのは、つまり社会への劣等感、恐怖、葛藤、挫折感の表現と思う。当時はピンと来なかったが、就職して最初に入っていた独身寮で、いろいろと、先輩やらの圧力というか、なんだか怖いようなイジメっぽい雰囲気に悩んでいたことがあり、引きこもっていた当時はその葛藤を引きずっていた。
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