第14話 頼む…連込レイブ疑惑から離れてくれ!
「み…み…みギャー」
思わず悲鳴が出た。
見知らぬ部屋、見知らぬベッド、そ…そして…下着姿!?
あ…あたし、どうなっちゃったの〜っ!?
https://kakuyomu.jp/users/kansou001/news/16818792436290982605
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「…なるほど!…連れ込みレイプですねっ?せんせい…それは確かに犯罪行為です。犯罪に巻き込まれたってそういうことだったのですね」
「ばかやろう!…春っ!…そういう場合は巻き込まれたじゃなくって犯罪行為を行ったって言うんだ。話は最後まで聞け!…む…むつき…ほんとお願いだから最後まで話を聞いて!…少しは親を信じようよ…。沙織さんもそんなセンセーショナルなシーンばっか強調しないで〜」
「パパ…沙織さんって?」
「…申し遅れました…わたくし『
https://kakuyomu.jp/users/kansou001/news/16818792435499706976
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「…駄目だ!…記憶の混乱している沙織さんに弁明を手伝って貰っても俺のダメージが増えるだけだ!…ここからは俺が話すっ!」
「…
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「…で、要はうちの
「そこから違うんだよ、南ちゃん。お見合い相手は『
「…神作さん…確かにおたくの会社の社長さんと同じ苗字だよね」
「うん、遠縁だってさ。…で、神作さんからは『さすがに高校一年生のお嬢さんの母親は荷が重いです』という真っ当なお話を貰ってめでたくチャンチャンだったんだけど」
「その帰りに沙織さんをホテルに連れ込んだ…と」
「うん…春は今から30分間、発言禁止!」
「酷いよ!せんせ」
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お見合いは、沙織さんの会社の株主総会のスタッフ打ち上げを利用して行わたんだけどね、事件は帰りに起こったんだ。
ふらふらしている沙織さんに、なんて言ったかな〜神作さんのグループのNo.2とかの野郎社員がしつこく送って行こうとしていたんだよね。
「…おかしいな…沙織ちゃん、お酒強いからあんな酔い方しないのに…」と隣の神作さんのつぶやきも気になってね。
「八木さん、確か横浜方面でしたよね。私も同じなんでタクシーで送って行きますよ。神作さんもそれで良いですよね」
…と割って入っちゃったんだよね。
結構その男には抵抗されたんだけど…ま、にべもない話だし、神作さんと強引に沙織さんを引き離して連れて行ったんだけど、その途中で沙織さんが完全に意識を失っちゃったんで…気になることもあったんで、ほど近い道玄坂のラブホに入ったんだ。
「…気になることって…なんですの?」
「むつき…やっと聞いてくれる気になったんだね!」
「…沙織さんをラブホに連れ込んだ時点でどう考えてもギルティですけど」
「む…むつき〜」
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気になることの答えはその数時間後に神作さんからの連絡ではっきりした。
電光石火の早業だけど、神作さんは沙織さんの使用していたコップから薬物反応を掴んだんだ。
…警察の鑑定にまでつてがあるなんて、大したもんだよね。
良くある話だけど、沙織さんはお持ち帰りレイブを仕掛けられていたんだ。
…ただ、現時点では首謀者と思われるあの
場合によっては、沙織さんのところに現れる可能性があるから自宅から引き離して匿ってくれと…神作さんから依頼を受けたんだよ。
「だからここに連れてきたの!!…分かってくれた!?」
「そうね…三月くん、今までのお話は分からないでもないんだけど…肝心の「沙織さん起きてみたら下着だった件」はどんな弁明があるのかって…隣でし〜ちゃんが聞いてるんだけど。
こ…このクソ
「誓って何もしてないよ!ほんと神名に誓うからっ!」
「…三月くん、『そんなこと妾に誓われてものう』ってし〜ちゃんが呆れてるんだけど」
「…」
おのれになど…誓っとらんわっ!
「あの〜
「「「「「………」」」」」
うん…誰も納得していないようだ…アーメン
「せんせ、携帯とデジカメ」
「…は!?」
「…けんさ」
ちょっと待て春!?…お…俺のプライバシーって…どこにあるんだっ!
「…そんなものこの場では夢まぼろしです」
結果、当然ながら沙織さんの写真など無いのだけれど、渾身の一枚…先般の試合でむつきが放った「へそ出しジャンピングシュート」のショットがみんなの目に止まり…
https://kakuyomu.jp/users/kansou001/news/16818792435385391275
むつき以外の全員からギルティを喰らい…珠玉の一枚がBitの海に…消えていったのだった(涙)
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