第2話「妖精探し、チーム編成」

 こうして、学たちは「妖精を探す」ことになった。


 最初に声をかけたのは、高西田ユウイチロウ だった。彼は他者との調和を大切にし、共に前進するタイプなので、こういう探検にはぴったりの仲間だった。


「妖精、かぁ……。もし本当にいたら、どんな存在なんだろうね?」


「小さくて、キラキラしてて、人間のことを見守ってくれてる存在かな!」


 萌菜は目を輝かせた。


「ふーん。でも、現実的に考えると、森に光るものなんてあるかな? 何か自然の現象じゃないの?」


 そう言ったのは小泉田綾祐(りょうすけ)。彼は考えすぎる性格で、さらにおせっかいなところがある。


「夢の話を信じるのも悪くないけど、ちゃんと調べてから動いた方がいいんじゃない?」


「もう! そんなこと言ってたら冒険なんてできないでしょ!」


「まぁまぁ。」


 ユウイチロウが二人をなだめる。


「何はともあれ、行ってみないことには分からないよね。」

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