椅子取りゲーム
椅子取りゲームに馴染んだ遊び。では、無いのだろうが、小学生の間で一定のリズムで流行る行為。
椅子引き。
よく座る間際に後ろの人間が悪戯半分でやって、面白がるのが恒例で今日も僕がその被害者の一人。
だが、下手な反応がお気に召さなかったのか、まだ足らぬご様子で第二の犯行に及ぼうとしていた。
同様の性格。
少し違うのはビビリで直ぐに反応する子で、高リアクション期待の彼からすれば絶好の相手だろう。
虐めの主犯格との深い繋がりをチラチラとこれ見よがしにする故、自ら面倒な事には首を突っ込まず、成り行きを大人しく、固唾を呑んで見守っていた。
だが、それがいつもと違う結果を生んでしまった。
流麗に椅子を引いた瞬間、何かが違う。落ち方。
もうこの頃には、自分自身わかっていたのだろう。
ゲームオーバーだ。
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