天才的魔術師がソロモンの悪魔を引き連れてふらりと御当地グルメを堪能する飯テロ作品。時折シリアスや不穏さが顔をのぞかせることはあるが、基本的には悪友感覚の悪魔と飯を食うだけ。しかしその大学時代のような空気感は読み心地よく、食事描写も秀逸。腹が減ることうけあいの一作だ。ところで作中の食事は全部実体験なんですかね?だとしたら凄え食道楽だ。