だから、私は繰り返す

ほし めぐま

最初の繰り返し

暗闇から目を覚ませば赤ちゃんになっていた。

私の意識がどんどん赤ちゃんに後退していく。


─絶対に誰にも私の才能と守護獣を奪わせない。


その覚悟だけ胸に秘め、

母の腕の中で眠りについた。


絶対に蓮花の守護霊を許さない。


歯の妖精を信じない。


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