拗らせた初恋もどき

恋とはなんだろうか。

というか、どこから恋なんだろうか。


よく聞く初恋トークの常套句、

「幼稚園の先生」「某Eテレアニメの先生」。


それは恋にカウントしていいのか?

本当に恋か?


こういう捻くれた考え方だから、私は拗らせているのだ。

最近失恋も初めて体験したので、吐き出しとこうと思う。


初めて友達との恋バナで、「私、◯◯くんが好き」

と言ったのは、きっと小4だったと思う。


今いち理由は覚えていないが、

・学年一頭がいい

・顔、スタイルがいい

・運動ができる

の三拍子だったと思う。あと少し弟に似てたのである。



はてさて、その子とは小中高同じ学校である。


 私が追っかけて受験したからである。


中2の半期、二人で生徒会役員とかもやったのである。


 私が追っかけて出馬したからである。


恋に恋する、可愛い女子中学生だったのである。

現在は、告白するどころか、高校入学以来数文字しか喋っていない。



小4から中2の間、その子以外を好きとしていた時期もあったし。

今は別に好きじゃないし。



もう一度言おう。拗らせているのである。




ともかく、

初「恋?」はその彼である。間違いない。


「恋?」とした理由としては、


・憧れや尊敬の気持ち・弟に似ていたところからくる親近感


とかなのでは?


という疑問である。

否定しきれないのでる。



そんなこと考えてないでサクッと告っていたら、今この感じではないのかも知れない。




そんな私も、高校に入ってから「恋!」と言い張れる、好きな人ができた。


好きと確信、告白しようと決めた次の日に彼女ができていた。



彼は同じ部活の子で、かなり仲が良い自負がある。

彼は楽器が上手く自分の意見をはっきりいう人で、細かい所作が上品で、色々気にかけてくれて、しっかり「キュン」としたことも多くあった。

憧れももちろんあったが、しっかり「恋」していたと思う。

初「恋!」であった。


高2の後期くらいから気になってはいたが、腹を決めるのが遅すぎた。

仕方ないじゃん!ほぼ初恋なんだぞ!!

振られてもいいから言っときゃ良かった。


文化祭→体育祭の間の期間で、同じ部活の友人とくっついてた。

告白する前に振られたのである。


だいぶショックである。

2ヶ月経ったけど、まだちょっと引きずっている。


「彼女がいたって関係ない!告ってしまえよ!」


「だって!彼女とも仲良いんだもん!」



前提、人として好きな人間が二人幸せなので、簡単に切り込めないのである。

彼女と同じクラスなのである。絶対気まずくなるのである。

あと多分私、彼の眼中にない。


完敗。


どっちから告ったとかさ、いつから好きだったとかさ。

多分誰かに聞けばわかるけど、

聞きたくない。聞いたからってなんでもないけどさ。


「このトーク、なぜここでする?」


「どの友人にも彼が好きって言ったことないからだよ!!!」



次、好きな人ができるとしたら、

思ったその日から特別アピールして、好きって早めに言おうと思う。



多分まだ引きずるけどな!!

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