朝が、来てしまった(絶望)その2 テンプレ打破論
前回の最初の、「朝チュン」で例えてみよう。
見飽きた、凡庸とされてしまいそうな、テンプレちょっといじり、薄味の味変の例として
・絵面が異世界っぽい風景
・スズメでなくカラスとかハト
とかである。
ざっくりいうと、起承転結があんまり変わらないのである。
大体が 朝チュン→状況把握(→回想シーン)→本編
の流れである。
テンプレかと思いきや!違うんだぜ!全然な!!
が、私の言う「打破」である。
先ほどの絶望おにいさんは打破してたと思う。予測不可さが違うのである。
今思いついた私のオリジナル例で言うと
・スズメがもはや部屋に入ってきてておでこに乗っていて、そいつが今後の物語にガッツリ関与してくる
・実はスズメの鳴き真似中の変人
さあ、咄嗟に考えたからあんまり面白そうかは分からないが、つまりは起承転結じゃないのである。
転承転結 とか、
転!転転転転!転転!結かと思いきや転!
みたいな話もあっていいと思うのである。
特に「よく見る物語」の型を利用する時は、
飽きたからポイッ
とされやすいと思うのである。
申し訳ないけど私もしたことがある。
だって似たような話はいっぱいあるんだもの。
意表を突くパワーが弱すぎるのだ。
ぶち抜くくらいのインパクトの絶大な小説をかきたいものである。
先人の知恵はもちろん大事である。
テンプレのいいところは安心して読めること、好きな人に見つけてもらいやすいこと
だと私は思う。
是非ともあやかりたい。
成功者の経験は参考になるのは絶対に確かである。
書きたいものを描くのも大事である。
欲は全ての源である。
でもさ、
私たち、小説を書く時に
承認欲求を満たすと言う目的も持っていないか?
みんなにいっぱい褒められてチヤホヤされたくないか?
読みたい!!を引き出すテンプレの活かし方。
考えれば考えるほど難しいが、きっと私の役に立つと信じて。
小説書きの進化素材かもしれないと思って付き合っていきたいものである。
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