4月9日の関税発動で起こる歴史的な暴落は、自動化が引き起こしたテクノロジーの誤算

──『井上。私は資本主義が嫌いだが、資本主義の崩壊はもっと嫌いだ。悲惨過ぎる』──


☆☆☆


 2025年4月7日(月)。21時30分。


 「井上和音を返せ!」


 「あいつは勝手に死んだ。と思ったら職場でも食事でもメモを取るようになったらしいな。なんだ復活したのか。まあ、せいぜい頑張れ。いや、頑は張らんでいい。ただ疲れてもないのに寝るのはやめろ。


 生き抜け。楽しめ。笑え。境界線を張るな。お前の人生は連続しているんだ。お前の本来はそっちだ。生きていること。記録に残すこと。それがお前の生まれてからの本職なんだからさ」


☆☆☆


 こんにちは。井上和音です。


 冒頭言とタイトルと、統合失調症に訴える井上和音さんのファンみたいな男の子と、井上和音さんをよく知る統合失調症にさせた誰かさんとの会話から書いています。


 「こんにちは。タイトル詐欺だと言われると困るのでさっさと本題に入りましょう。あと、あまり長いと睡眠時間が削られるので。毎日書くのならば短く出来るだけ手を抜いて、メモに書いてあることをパズルのように繋げるだけの機械になることを望みましょう。


 今日、2025年4月7日は日経平均株価が戦後三番目の下落幅となって月曜日が始まりました。NISAをしている井上さん。これは買い増しか!? と思ったらしいですが、どうせ手続きとかしてたら買い注文が正式に終わるのが三日後とかで、どうせ高値で買わされる可能性もあるから、まあ、色々面倒くさいと言うことで、積立NISAは何もせずに放っておこう、となったそうですね。


 アメリカの追加関税が発動されるのが2025年4月9日であることも知らずに」


 危なかったですね。はい。普通に考えてトランプさんは追加関税を無理矢理やると思うので、最大に下落するのは常識的に考えれば2025年4月9日か2025年4月10日になるでしょう。インデックス投資を増やさなくてよかった。


 「本題に入りましょう。2025年4月9日か、それからずっと恐らく暴落レベルの下落が続くかと思いますが特に今日、月曜日の朝になぜここまでの下落が起きたのでしょうか。


 ヒントは2024年8月の謎の株価下落。アメリカ株の不透明感が増しーとかニュースで言われていましたが、不透明感って何ですかって話ですよ。不透明感には触れませんよ。


 株式が電子取引になってから、更に言えば個人投資家が爆発的に増えてから、株式市場というのは簡単に暴落が起きる仕組みに変わってしまったのです。


 アルゴリズムによる自動損切システムですね。ある瞬間に小さな集団が、『ちょっとこの先危ないな』と思って、株を一気に売って小さな株安になったとします。そしたら、それが単株だったとして、その単株を持っている人が自動損切システムを採用していて、勝手にアルゴリズムで売ってしまったとしましょう。そしたらその株は、またぴょこんと株価が下がります。そして今度はその単株が自動車産業のインデックスに属していたとして、そのインデックスファンドにも自動損切システムを付けていた投資家が居れば、またそのインデックスファンドも売られて株安。そうやって損切システムによって、その人の感情とか関係なく、自動的に単株が下がり、インデックスが下がり、最終的には日経平均も下がり、そして相場全体も下がっていく、というのが人間の介入なしに瞬時に起こってしまう市場というのが、現在の株式市場の急落・暴落の原因の一つになっています。


 簡単に言えばテクノロジーの進化の結果、思いもよらぬ市場の不安定化という副作用を生み出してしまったのです。


 と、私が提案したらGPTもその通りですと言っていたので、まあ、そういうテクノロジーの穴が市場の混乱を招いて一日で970兆ドルなんかが信用と言う実体のない、幻のようなものが、その言葉通り幻となってキャッシュの価値が消えていったわけです。


 世界恐慌について考えてみました。世界恐慌は金本位制が当たり前の世界で、金の保有数は国によってもちろん限界があるので、その限界を超えた株取引きをしていた結果、金という実体のある資産と株という実体のない幻の資産の、こんなのまやかしだ、全部売るぞ、とNYでなったが最後。バブル崩壊というやつで世界の株が少し下がりました。すると少し不安に思った人間さん達が、貨幣を金に換えてくれ、と言い始めます。こいつも言い始め、あいつも言い始め。おいおいこれでは銀行から金が無くなっちゃうよ、ということで、銀行は貸し渋りを始め、取り付け騒ぎが起きて、本当に次々と大手銀行が破産していく。そうやって金融システムそのものが崩壊し、世界中でお金の価値がダダ下がりになって大不況となったわけです。


 要は、実態と幻の差が大きすぎることに誰かさんが気付いてしまったことですね。一言で言えばバブル崩壊ですが。


 現代ではどうでしょうか。信用と言う幻のお金を信用と言う幻の株券やインデックスに、これだけの価値があるよと謎の鑑定人が現れて、全ては幻の上に立っています。幻を幻で取引していたので特に問題は無かったのですが、テクノロジーの進化によって感情という幻を捨てた、巨大なアルゴリズムの動きだけで市場が動いていきます。まるでドミノ倒しのように次々と不況になっていく、最悪なテクノロジーをいつの間にか人類は創り出していたし、金融とはアンマッチな市場システムを創り上げてしまっていた。個人が損をしないようにしていたら、みんなが一斉に損をするようなシステムへと変貌を遂げていた。


 それが現代。テクノロジーの進化の果ての幻のカネの行き着く果てに到着してしまいました。


 今回のトランプ関税ショックできんを買い求める、実態のある資産を買い求める動きが急激に増えてきましたが、これから先はどうなるのでしょうかね。


 夢のある幻を追い続けますか。それとも実体のある物を追い続けますか。


 井上さんは夢を追い続けるらしいです。積立だからって。大チャンスだって狂喜乱舞している一人の変態が井上和音という人間らしいです」

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