男の子の夢が詰まった六畳一間

題名が秀逸だと思いました。
漢字四文字の しっとりした題名。
大学生の新入生らしい ちょっと背伸びした感じ。

文芸調で始まる物語は 数行毎に 移調を繰り返し 思わぬ方向へ。
目眩く変奏曲の通底和音のようなキーワード。
それは〈男の子の夢〉。

主人公の蓮司が 最後に見るのは どんな夢でしょう?

それは きっと貴方も見たことのある〈あの夢〉。
是非 自分の目で確かめて下さい。
オススメです!

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