人形がこんな風に考えたり話したりしてたら、やっぱり恨み辛みも言いたいんだろうなぁと感じました。作った者の思いもあるでしょうが、人形自身の思いもきっと、あるのでしょうね。素敵で不思議な気持ちにさせられるお話でした(^-^)
お雛様に限らず、身の回りにある物に感謝して大切に扱おうと思わされます。何かを処分するときに、「こんなに大切にして貰えた」と役目を終えた彼らが誇れるように。現代の機械産業、ファスト◯◯、と呼ばれる潮流にも一石を投じるような、深いお話でした。是非色んな方に読んで頂きたいです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(346文字)