第2.5話 湯浅
行為から、2時間が経過しようとしていた。深夜2時20分。
湯浅は見るも無惨な状態に…
知り合いから貰った媚薬みたいなモノで、湯浅はすっかり俺に蹂躙されてしまった。
好意を寄せてくれている湯浅に使うのは鬼畜の所業だと思ってはいたが、恋人関係を迫られる訳にはいかなかったから、どんな手を使ってでも、湯浅が快楽で、俺から逃れられないように、使えるものは何でも使おうと決意。
その結果。
押し寄せる快感に完全に堕ちてしまったのだ。
挙げ句、他の男の人とシても、気持ち良いのか尋ねてきた。
「相性次第、じゃないかな?」
「そうなの?」
と返事をして、何か考えているふう。
一気に何かに覚醒めてしまったのか?
他の男ともヤってみたいんだろうか?
「他の男と、ヤってみる?」
俺は微笑を消して、真顔で尋ねてみた。
他の男とも寝るような女は勘弁なんだが…。
「……」
無言になる美優。
相当良かったのだろう。
俺とは付き合って貰えないかも、という不安もあるのかも知れない。
「俺は…許さないと思うけど?」
そう言うと、押し黙った湯浅。
恋人関係は迫られなかったけれど、1人の無垢な女性を目醒めさせてしまった気はする。
結局は曖昧になった2人の関係。
それはそれで都合が良い。
暫く湯浅は放っておけば良いだろう。
出来うるのなら、『候補』にしておきたい。
自分の都合だけで、湯浅を籠絡しようと思っていた。
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