江戸の春の空気に触れながら、梅の香りのする思い出を垣間見る。仄かな切なさを内包する、穏やかで、幸せな空間に浸れるお話です。お薦めします(^^)!
舞台は江戸時代。人形をつくる職人が主人公です。彼のつくるお雛様の顔には、共通点がある。それは、彼のとある思い出から根ざしたもの……。歴史もの、ですが、とても読みやすいです。そして、読後感がせつなくて、余韻が残ります。おすすめですよ!ぜひ、ご一読を。