俺だけ、無限に強くなれる件について〜最弱からの成り上がり
ポルノハブ
ダンジョン王編
第1話 世界の異変
2024年7月30日、全世界で一斉に起きた異変。その日、空に突如として巨大なゲートが現れた。それは、地球上のどこにでも現れたわけではないが、主要都市には必ずと言っていいほど、ダンジョンの入り口が現れた。人々はその未知の現象に驚き、警戒し、混乱の渦中に飲み込まれていった。
ダンジョンとは、一体何なのか? どこに繋がっているのか? 入り口をくぐれば、誰もが冒険者となり、モンスターとの戦いや秘宝を求めた探索が始まると言われていた。だが、それが何を意味するのか、誰も確実に知っている者はいなかった。目の前に現れたその異世界のゲートに、恐れと期待の入り混じった感情が人々の心に広がった。
その中で、最も不安そうだったのは、平凡な小学六年生の久保真生だった。真生は、小学1年生の時に、両親が事故で命を落としているそんな真生は普段、目立つことがなかった。学校では、おとなしく、成績も平均的。どちらかと言えば無個性で、同級生の中でも特に注目されることは少なかった。部活やクラブ活動にも特別な興味はなく、ただただ毎日が淡々と過ぎていくのを感じていた。しかし、ダンジョンが現れたことで、普通の日常が一変したのだ。
「もし、このチャンスを逃したら…これから先、何もないままだろうな」
真生は心の中でつぶやいた。どんな冒険が待っているのかはわからないが、この機会を逃せば、ずっと普通のままで終わってしまうと感じた。クラスの友達たちも、興味本位で次々とダンジョンに足を踏み入れた。その姿を見た真生は、どこか遠くからそれを見つめていた。しかし、彼の心の中には一つの疑問があった。自分にそんな冒険ができるのだろうか。いや、そもそも最初から冒険者としてやっていけるのだろうか?
その疑問が真生を悩ませた。だが、結局、彼は決断を下した。ダンジョンに入ってみることにしたのだ。何もかもが不安で、怖かった。しかし、未知の世界に足を踏み入れた先に、何か新しい自分を見つけられるかもしれないと思ったからだ。
「行こう、行かなきゃ何も変わらない!」
そう心に誓った真生は、ダンジョンの入り口へと足を向けた。周りでは、同じように冒険者となるために準備をしている人々が増えてきた。少し遅れてダンジョンの前に到着した真生は、広がる光景に目を奪われた。巨大な扉のようなゲートが空に浮かんでおり、その奥には暗闇が広がっている。中からは異様な雰囲気が漂い、遠くからはうっすらと奇妙な音が聞こえてくるようだった。
真生は、心臓が激しく鼓動するのを感じた。その時、ふと自分の手に目を向けると、何もかもがこれから始まる冒険に繋がっている気がして、少しだけ胸が高鳴った。
「やっぱり…怖いな」
それでも、彼はその一歩を踏み出すことにした。ダンジョンへの入り口に足を踏み入れる瞬間、心の中に不安と期待が入り混じる感覚が走った。だが、もう後戻りはできない。真生はその扉をくぐり抜け、冒険の第一歩を踏み出したのであった。
「これが、僕の冒険の始まりだ」
目の前に広がる未知の世界に、どこかワクワクとした気持ちが湧き上がったのも事実だ。しかし、それと同時にこの先何が待ち受けているのか、何が起こるのかを予測できない恐怖もあった。
それでも、真生は進むしかなかった。
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