第2話 人員不足と仕事が積の山(・・・だった)
『これより、2050年度
学園ホールにて始業式がいよいよ始まり、
私と匠くんはステージ横からその様子を見ながら話していた。
「いよいよ始まったな、始業式&入学式。ホール到着はギリギリだったけど、間に合ってよかったよな、
「そうだね、
「
「そうなんだけど…、この場合は音楽番組に出演するのと全然違うからさ…。その…、なんと言うか…、うまく言えないんだけどさ…。空気が違うって感じ?」
「弱気なこと言っちゃダメだよ! ほら深呼吸して。」
「う、うん。」
匠くんに言われるがまま、私はゆっくりと深呼吸した。おかげで少しリラックスできたような気がする。
「ありがと、匠くん。」
「いいって、麻由実ちゃん。」
『学園長先生・理事長先生、ありがとうございました。続いて、今年度の生徒会長よりご挨拶をお願いします。』
「あっ、次、麻由実ちゃんの出番みたいだな。頑張れよ! ちゃんと見てるから。」
「うん、行ってくる。」
匠くんと会話を交わした後、私はステージの壇上に立ち、話始めた。
(大丈夫、大丈夫! やればできる、
「えー、在校生の皆さん、進級おめでとうございます。そして、新入生はご入学おめでとうございます。今年度よりこの学院に
「今の反応で驚いている人も多いと思いますが、
そう言って、私はステージを後にした。
『ありがとうございました。それにしても驚きましたね。今年の生徒会長があのまゆみんなんていまだに信じられません…。あっ、失礼しました。新生徒会長については後ほど
嵐を呼んだ始業式&入学式はこの後も
「こ、これは…、また。」
「ああ…。見ての通り、たくさん
予想以上に溜まっている仕事の山を見ながら
「…おじいちゃんからメールだ。…今送られてきた内容、少し長いな…。」
「だったら声に出して読んでみたらどうだ?」
「そうだね。それじゃあ、さっそく…。」
匠くんに言われ、私はおじいちゃんからのメールを読み始めた。
『
「はあ!?
「まあ、落ち着いてよ麻由実ちゃん…。まだ続きあるみたいだから読まないと。逆ギレしてる場合じゃないよ。」
「…う。そうだね…。じゃあ続き読むよ。」
匠くんに咎められ、おじいちゃんからのメールの続きを読むのを再開した。
『期限は一学期終業式の夕方までじゃ。高等部の生徒はもちろん、中等部の生徒でも構わん。それと、生徒会長室においてある大量の仕事の山は昨年度の生徒会のやり残しじゃ。押し付ける形になってしまうが、処理ヨロシク(^▽^) By.玄冬』
「…だってさ。…
「…大丈夫? これが、大丈夫で、たまる、ものですか~~!!」
(で、ですよね~。)
我慢の限界を越えた私は
「…匠くん。今からこの仕事、マッハで片付けるよ!!」
「ええ!? 今から?」
「当たり前でしょ? さっ、さっさと片付けておじいちゃんをぶん
「…りょ、了解。(今回の件は明らかに押し付けた理事長が悪いけど、麻由実ちゃんのパンチって音速を越えるから少し
その後、私と匠くんは仕事の山をほぼすべて片付け、
To be continued…
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