第9話 研修 その1 業務説明
翌日は簡単なペーパーテストを受けて、昼食後指導員と思われる中年の男との面談であった。
「何となくお分かりかと思いますが、この仕事はは合法ではない部分も多々含まれます。内容を聞いて実施が厳しいようでしたら、手付は戻してもらいますが契約破棄、若しくはお支払いした手付を天引きになりますが、この島で働くことも可能です。」
男は冷たい印象はあるが、役所の職員の様に淡々と説明を進めた。
「我々の組織は大きく三つに分かれ、特に名前がついている訳ではありませんが、娯楽部門、医療生命部門、対人部門と便宜上呼んでおり、娯楽と医療生命はほぼこの島内で完結しており、一方で対人部門は島外、この島以外の国内で活動を行い研修が終わればこの島に来ることもほぼ無いでしょう。我々の様に引退して指導者として住み着くケースもありますが」
なるほど、この男の雰囲気は長年非合法な活動を行ってきた結果か。
「で、あなたに行ってほしいのは、対人部門の中でもいくつもの業務があり、大きくは、情報操作、勧誘、排除、駆除の四つ、その中であなたには駆除特に遠隔駆除を行って頂きたいと考えてます。」
私が不思議な顔をすると
「つまり、スナイパーです」
どうやら、私はスナイパーとして雇われたらしい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます