合唱部での活動

合唱部に正式に入部した後の初回の練習


声楽の基礎技術が高い少女は褒められたりするのと対照的に少年は腹式呼吸に躓く


帰り道で少年は『歌うのって難しかったんだな』と少女に話す

少女は『ね?コレやってみて』とちょっとしたゲームを披露する

それは幼き日に両親が教えてくれた遊び

でも腹式呼吸が出来ないとうまくできない、遊びを通じた基礎練習


少年は上手くいかないながらも楽しそうに繰り返すのだった


数日後、次の部活で拙いながら腹式呼吸で歌う少年に皆は驚き喝采を上げる

少年は少女に感謝を伝えそれがまた少女に注目が集まることとなった


とか


教室で休み時間に



少年「やっぱり腹式呼吸がわかんねぇ」

少女「あ、うんそうだよね慣れないと難しいよね」

少年「どうすれば良いんだろ?」

少女「じゃあ・・・ ちょっと見てて」


とティッシュを窓に吹き付ける練習を見せる


少年「うおっ⁉︎なんだそれ?すっげぇ!」

少女「はいやってみて」

少年「おう!」


少年「ダメだ"少女”みたいにならね〜」

少女「ちょっとごめんね?」

少年「おう?」

少女(お腹を触りながら)「はい吸って~止めて!・・・吐いて~うんここだね。ここに手を当てて」

少年「ここ?」

少女「うんそこ。じゃあ次はやるときにそこを押さえてみて」

少年「わかった」


少年「おお!出来た!!」

少女「うん、すごいすごい!出来てるよ。その感覚を覚えてね?」


と今まで少年が持っていなかった『技術』を教えながら仲が近づくようなシーンの構想もあります

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