一時の感情

幸せ

社会人一年目(だった)方とのお話

出会いはバイト先。

共通の知り合いがいたため、話すことも多く気がつけば相手からナンパされるようになりました。

それが1月1日。今年の始まり。

新年早々何してくれてるんだって、そういう気持ちになったのはもちろんでしたが、内心嬉しかった。

端的に言うと私はあなたが好きだった。

バイトの面接に来た時の第一印象は好青年。

でも働かせてみたらポンコツだし、しょっちゅう話は噛み合わない。オーナーからの好感度は落ち続け、、

ついには後輩にも被害が。

「廃棄持って帰るなんてがめついんですね」

「貧乏性って思っときますw」

「あ〜ごみ捨てに逃げた〜」

これに関しては私も怒りに満ち溢れていました。

なんでそんなことを言うんだろう。と。

きっかけは忘れたし、何を好きになったのかも意味不明。ですが私はきっと、自分にないものに惹かれる傾向ではあるので、真面目な私からしたら…wそうなのかもな。って思いました。

そしてオーナーに怒られる日、そう、それが1月1日。

その日能天気に私をナンパしてきたのがその男でした。

「もっと話したいと思ってて、、LINE交換しようよ」

いやさすがにバイト中にスマホ触るのってNGなの誰でも分かりません？？？？？？？アホなのかこの人間は。って思いました。そして

「どこかコーヒーでも飲みに行こうよ」

は？？？？もう馬と鹿……w

流石に段階ってものがあるでしょ

とんでもない1年の始まりです。

そして1月最終日

貴方は呆気なく2ヶ月でうちのバイト先を辞めて行かれましたw何も続かない。しかもすんごくわかりやすい嘘をついて。誰にも言おうとしずに出ていかれた。

私はオーナーから話は聞いていたので思い切って話しかけてみた。今日で最後なんですか？って。

「そうだよ。もう金輪際会わないかもね」

うんだろうね。と思ったもののそれはまずいと思った私は口が滑りました。まだ言いたいこと沢山あるから電話で話すことは出来ないか。と。

「いいけど今言えば良くない？」

正論である、がそんなこと今は言えない。だって言おうとしてることは私の身勝手な気持ちなのだから。

結局電話で想いは伝えました。(上手く伝わってたのかはよく分かりませんが。)

短い間だったかもしれないけどありがとうございました。仲良くしてくれて嬉しかったです。私は貴方の事が好きでした。でも付き合うとかそういうのではなくて…。

「まずはありがとう。電話やとあれやで、今度どこかで会お？その時にその話しよ？」

ゑ？まさかの？？？？？某珈琲チェーンにて会議が確定しました。

私は完全に浮かれていた。そのせいでバイトではミスをし、持っていくはずのものを持って行かずw散々な目に会いました。

そして会議当日

貴方はいつもと違う姿で現れた。

なんで？？？？？私はいつもと同じだったのにw

そして絶対貴方も私が好きなんだ。ということが確定される言葉がチラホラと。え、もしかして私達付き合う流れ…？そんな事ある？

内心私は疑っていました。そして次会う日の予定を立て、解散しました。

２日後、LINEが来ました。

「予定が入ってしまって行けなくなりました。ごめん。」

予定？？？貴方まだフリーター。そして暇って言ってたのに急に？？？？？？？私は唖然としました。

そして空いてる日あればその日で大丈夫です。と返信しました。が既読もつかず、プロフィールだけ編集せれていました。

あ、これ嫌われたのかな。

そう思った私は何故か忙しいのにごめんねと謝っていました。ダメだなぁ、こういうところが良くない。人に関わり続けようとするところ。正直言えば切ってもいい縁。そうだよね、あの日終わりにしようと思ってたんだけどなぁ…

そしてついにLINEブロックされました。

なんで？？？？？？？？？？？？？？

ちなみにインスタはブロックもされてなくて相互のままです。え？なんで？wwwww私が聞きたい。

結局理由も聞けず、私は終わりにしなきゃいけないのが納得できなくて、もう無理。一気に冷めました。

全部、全部貴方からだったのに。私は動こうともしなかったのに、動いてくれて、気持ちも伝えてくれて、私にはもう充分すぎるぐらいキラキラしてて素敵な時間だったと思います。

でも怒りの面も多く、キレ散らかしてwwwwwwww

あっちから誘っといてそれはある？？？って気持ちも多くありました。これは相手が変だと。そういう結論には至りましたが。

今はもう諦めがついたけど、インスタだけ繋がってるのが不服すぎてもう全て切ろうか迷っています。

こんなにも急で予測のできない人間は初めてです。

でも私がこんな気持ちになれたこと、それは後悔してないし、むしろ大切にしたいなって思えるようになりました。本当にありがとうございました。そして私は今日もキラキラしながら生き続けよう。と思います。またどこかで会った時そのキラキラで気をひけるように。いつかまた絶対。

最初からあなたの幸せしか願っていないから

それがたとえ私じゃないとしてもちゃんと最後は

隠した想いが見つからないように横から背中押すからもう少しここにいて

こんなに好きになる前に

どこかで手は打てなかったのかな

私が選んで望んで恋したんだから

叶わなくても気持ちが伝えられなくても

こんな気持ちになれた事を大切にしたい

本当だよ

backnumber/「幸せ」