〜貴族な私の生活事情〜

@rosuto25

第1話〜これが私の生活事情1〜



人物紹介。

リシア・フォン・バーネット。

貴族の女の子。

年齢15歳。フレイヤ大陸にあるラング王国にある、バーネット家の長女。貴族ランクは伯爵家なので、かなり身分が高い。

性格は誰にも温厚なのだが、そう努めようとしている。何故なら……彼女……元、男だった。

社会人の男が、転生して彼女の体になったのである。最初は戸惑ったが、何年も過ぎたら慣れた。

男の意識もあるので、つい男口調なってしまうこともある。

好きなもの。

甘いもの。睡眠。読書

嫌いなもの、好意を寄せてくる男など。

貴族の女の子なので、いずれ結婚して子供を産まなくては行けないのが悩みどころ。

あと、ラング王国の第一王子に求婚されていることも悩う。力じゃ叶わないので、襲われたら諦めて妻になるしかないか……と悲観している。

王子の性格が優しいので、そんなことしませんように……と思っている。まあ、気が変わったら男と結婚するかもしれない。

口調は、お嬢様言葉だが、てんぱると男口調になってしまう。魔法がある世界なので、一応魔法は使える。

ただし火、水、風、土の四種類の魔法が使えるのだが、全て初期魔法ぐらいしか使えない。学んだら上級も使えるようになる。

胸のサイズはあまり大きくないが、大きくしたいとは思っていない。







〜第一話〜


リシアは15歳。フレイヤ大陸にあるラング王国にあるバーネット家の長女で、貴族ランクは伯爵だった。本日は王家主催のパーティーに貴族として首席している。リシアは、挨拶にこう言うのであった。

「ごきげんよう、私は、リシア・フォン・バーネットですわ、バーネット家の者として恥ずかしくないよう、今日は、一生懸命頑張りますわ」


そのとき、ラング王国の第一王子が近づいてリシアの手を取る。

「リシア嬢、やはり……可愛いですね。美しい令嬢とお近づきになれて光栄です。」


リシアは少し戸惑いながら、王子に応対することにした。

「あ、王子殿下……私も光栄です……」


そのとき、第一王子に嫉妬した公爵家の長男が割り込んでくる。

「ハハ、王子殿下はリシア嬢に興味がおありのようだ。」


リシアに話しかけてきたのは、同じ公爵家のクリストファーだった。

「クリストファー様、こんにちは」

クリストファーは、リシアの手を握りながら

「王宮の庭園で花を愛でる会が開かれるようですが、御存知ですか?良かったら一緒に行きませんか?」


「あの……私、そう言うのにあまり興味が無くて……」


「では、私の個人的な庭園を見学するのはとまうですか?多くの貴重な花々がありますよ?」


「結構ですわ」


「そうですか……残念です。せめてティータイムだけでも一緒にどうですか?」


「今日は、もう約束が、いっぱいでして……また今度お願いしますわ」


クリストファーを押し切って逃げ出す。

王子がいたので、そばに寄ると王子から話しかけてきた。


「リシア嬢、楽しんでいらっしゃるかな?」

「はい、王子殿下のおかげです。ところで、先ほどの言葉は本当ですの?」

「はい。私は本心で申し上げたのです。」

リシアは困った表情を浮かべると

「はぁ……」

そのとき、別の貴族が近づいて話しかける。

話しかけてきたのは、リシアの友人である、侯爵家の長女、アンナ・ローランドが近づいてくる。 「リシア、ちょっと話があるんだけど。」

アンナがそう言ったので、リシアは

「はい、わかりました。殿下、これで失礼します」

二人は少し離れた場所に移動する。アンナが心配そうな顔で言う。

「リシア、大丈夫?さっきクリストファーにナンパされてたじゃない。」

「うん、本当に疲れちゃった。さっき王子様とも少し話したんだけど…」

「え、本当?王子様がリシアに興味あったのね?でも、なんでそんなに浮かない顔してるの?あの王子様、リシアを妻にとか思ってるのかもね?リシアはさ?受けてみる気はないの?」

「それが、王子様の目つきがちょっとこう……」

「どんな目つきよ?」

「なんというか……獲物を狙うような目つき?」

「ハハ、それはどういう意味よ?バーネット家の長女が男を見る目がないって噂が立っちゃうわよ?」

「もう、冗談言わないでよ。とにかく、ただの直感なんだけど、変な感じがしたの。それに、私はまだ結婚する気もないし。」

「ふーん、そうなんだ。」

そう言ったアンナ急に顔を赤らめながら周りを見回す*。

「そ、そう言えば、ここのテラス、ちょっと暑すぎない?」

アンナの様子に首を傾げながら

「そう?私は涼しいけど?」

「あら、そう?私、急に暑くなってきたみたい。リシア、中に入らない? 」

アンナはそう言ってぎこちなく笑う。

「うん、わかったわ」

テラスから降りようとした瞬間。どこからか声が聞こえる。

いつの間にか王子が近づいていて、リシア達に話しかける。

「こんなに早く席を外されるとは、皆が残念がるのでは?」

リシアは困惑した表情で見つめる。

「あの…、私はただ、アンナと……」

リシアがそう言うと、アンナは顔を青ざめていた。アンナを振り返って、心配そうな目でみる。

「アンナ?もしかして……具合悪いの?」

アンナはリシアに答えずに震えている。

その時、王子がリシアの耳元で囁く。

「リシア嬢、私に少し時間をいただけませんか?」

リシアはアンナを置いてついていくか?迷う。

リシアが迷ってる間にアンナが囁く。

「リシア……あの王子様、何か変よ?逃げたほうがいいわ……」

アンナの言葉に王子を見つめる。王子は優しく微笑んでいるが、どこか不気味に見える。

リシアは王子ではなく、アンナについていくことを決める。

「ごめんなさい、殿下。今日はこれで失礼させていただきます。」

王子はリシアの決定に失望したが、すぐに気持ちを隠して再び優しく言う。

「 わかりました。お気をつけてお帰りください。ですが、次は必ず私と時間を過ごしてくださいね。」

アンナを連れて王子の視界から離れた後、ため息をつく。

「 はぁ…今日のパーティー、疲れちゃった…」

アンナは、心配そうな表情でリシアを見つめながら言う。

「リシア、大丈夫?顔色が悪いわ。早く馬車に乗って帰りましょう。私の馬車で貴方のお家まで送ってあげるわよ?」

「ありがとう、アンナ」

馬車に乗ろうとしたとき、突然現れた黒い影がリシアを襲う。黒い影はリシアを誘拐し、どこかへ連れ去ってしまう。

しばらくして、リシアは暗い地下室に閉じ込められていることに気づく。手足は縛られていないが、ドアには鍵がかけられている。

外では複数の足音が聞こえてきて、やがてドアが開く。入ってきたのは王子だった。


「やあ、我が未来の花嫁。」


そんな事をリシアに言ったのであった。






















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る