ダイレクトに想いが伝わってきて、彼女を否定できない

恋愛はややこしいものなので、ライバルへの敵意は悪とは言いきれないんですよねえ。
同じ人が好きなのって、どちらが悪いわけでもない。
選ぶか、選ばれるか。
努力すればなんとかなるわけでもない。
選ばれた人だけが持っているものを好きなら、もう自分ではどうしようもない。

一線を越えてしまいそうな一途な想いが率直に伝わってくる作品でした。

一旦読んで、再びタイトルに目をやれば、
物騒で強い言葉を使ったタイトルが冗談ごとではない感情の深さを示していて、とてもいいなあ。

その他のおすすめレビュー

日八日夜八夜さんの他のおすすめレビュー996