第10話
自分を見失わないように必死にアイリーはリエルを睨みつけた。
「身勝手に一人だけで気持ち良くなろうとしてっ…相手のことを何も考えていない…!」
「……」
「そんなもので興奮するわけない…!」
「……へぇ?」
はぁはぁと息を乱すアイリーの耳に届いたリエルの声は今までで一番低く、怒りを孕んでいた。
恐ろしくなったアイリーは手首をガシャガシャと動かして鎖から逃げようとしたが耳に激しい刺激が伝わり、距離を取るために脚で床を這いずれば快感で甘い声が漏れた。
「…そこまで言うならアイリー、俺に付き合ってくれるよね」
「ふぅっ、あぁっ…!」
「アイリーを俺が気持ち良くさせるから、アイリーも俺を気持ち良くさせてよ」
「そん、な、の…いやぁっ…ぁあ、」
「付き合ってくれないならお金もあげないよ?」
キラキラと目を輝かせてアイリーを見つめる博士を見て、助手は興奮を抑えられないように鼻息を荒くしていた。
こんなにも楽しそうに実験をしているリエルを初めて見た。とてもアブナイ顔をしている。
「じゃあ、始めよっか。あ、でも薬の実験もしたいから黄と赤の薬も飲んでね」
「やめ、っ…」
「お金は?」
「……ほし、い…っあ、ああぁ!」
協力から命令に変えたリエルは助手から二つの小瓶を受け取ってアイリーの口の中に全て流し込んだ。
液の色と同じ髪色を持つ女はそこの感度が高まり、リエルのモノを求めていつもヨガっていた。だが気持ちが昂らないリエルは何でも言うことを聞く助手に相手をさせたり、本モノのような機械の玩具を使っていた。
アイリーの髪色は液に存在しない、黒。
何がアイリーのトリガーになるか分からなかった。
黄色は胸の感度を高め、赤色は唇の感度を高める。
リエルは両手でアイリーの大きく膨らむ胸を破けた服の隙間から触れて、味わうようにキスをした。
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