第6話 安心していた

翌朝、目が覚めると、スマホの画面に通知が残っていた。


華乃:「おはよう、ちゃんと眠れた?」


俺は少し眠たい目をこすりながら、ゆっくりと返信を打つ。


俺:「おはよう。なんか色々考えてたけど、いつの間にか寝てた。」


送信してすぐ、既読がついた。


華乃:「ふふ、私も同じ。寝る前まで輝人の声が頭の中に残ってた。」


朝からそんなこと言われると、なんだか照れる。


俺:「……それって、ちゃんと眠れなかったってこと?」


華乃:「ううん、逆に安心してぐっすりだったよ。」


俺は自然と笑みがこぼれる。


俺:「そっか。それならよかった。」


一瞬の間をおいて、華乃からもう一通メッセージが届く。


華乃:「ねえ……今日は、会える?」


俺はその言葉を見た瞬間、迷わず指を動かした。


俺:「もちろん。」


画面の向こうで、華乃がどんな表情をしているのか気になりながら、俺はベッドから起き上がった。

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