プロローグ3
『ソジーの錯覚』。別名、カプグラ症候群。
親、兄弟、恋人、知り合いなどが瓜二つの別のモノに入れ替わったとする妄想である。
患者が去った後、診察室を片付けながら紋白は言った。「医者からじゃなく患者から『ソジーの錯覚』と言うなんて、とんだ笑い話だよ。隔離病棟で反省して欲しいね。」
と助手にこぼした。
…あるはずがない。非現実的というか何というか。そんなことを医者からではなく患者本人が言うなんて。例え知識があったとしても、何のために?
紋白はこの人物を注意深く観察することに決めたのだった。
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