第28話
世界ランキング1位・カイン VS 風間凌
俺は未来改変を超え、ついに**新たな力——
「お前の“世界再編”に対抗できる力……これが、俺の答えだ!!」
カインは静かに俺を見つめる。
「……なるほど。お前は、俺と同じ領域に辿り着いたのか。」
「だが、それでも俺を超えられるとは限らない。」
カインが剣を構える。
「お前の世界創造が、俺の世界再編を超えるのか——確かめさせてもらう。」
風間凌 VS カイン、世界最強の戦いが始まる!!
「行くぞ!!」
俺は剣を構え、全力でカインに向かって突撃する。
カインも静かに剣を振るう。
その瞬間——
——空間が砕けた。
「……!?」
俺の攻撃がカインに届く前に、世界そのものが書き換えられる。
「これが、俺の“世界再編”の力だ。」
カインの声が響く。
「俺にとって、不都合な未来は存在しない。」
「なら……俺が作ってやるよ!!」
俺は世界創造を発動する。
『カインの世界再編を無効化する。』
「……!!」
カインの目がわずかに動く。
「お前、俺の世界を書き換えたのか?」
「そういうことだ。」
俺は剣を握りしめる。
「お前が世界を作り直すなら、俺は“新しい世界”を創る!!」
「——面白い。」
カインがニヤリと笑う。
「なら、もう一段階上げるか。」
カインが指を鳴らした瞬間——
『風間凌、3秒後に空間ごと消滅する。』
「なっ……!?」
俺の足元が崩れる。
「これが、俺の“最終領域”だ。」
「俺は、世界そのものを消すことができる。」
「……!!」
カインの力は、単なる未来の改変ではない。
世界そのものを消滅させ、再構築する力——それが世界再編の本質だった。
「なら、俺も世界を創り変える!!」
『風間凌の存在を“書き換え不能”にする。』
「……!」
俺の体が消滅を免れる。
「今度は俺のターンだ!!」
俺は剣を構え、全力でカインへと向かう!!
「未来を超える……!」
俺の剣が光を放つ。
カインも剣を構え、最後の一撃に備える。
「——世界を決めるのは、お前じゃない。」
カインが静かに言う。
「俺でもない。」
「決めるのは——お前の意志だ!!」
——ガキィィィィン!!!
俺とカインの剣がぶつかる。
世界が揺れ、空間が砕ける。
「お前の未来創造が、本当に俺を超えたのか——確かめてみせろ!!」
俺は最後の力を振り絞る。
「未来を変える!! 世界を創る!!」
「——おらぁぁぁぁぁっ!!!!!」
俺の一撃が、カインの剣を打ち砕いた。
ドゴォォォォッ!!!!
カインの体が吹き飛ぶ。
「……っ!!」
世界ランキング1位、決定!
『3……2……1……試合終了!!』
【風間凌 WIN】
「……勝った……!!」
俺は剣を握りしめたまま、地面に膝をつく。
「お前、本当に俺を超えたな。」
カインが笑いながら立ち上がる。
「……ありがとうよ。」
俺は息を切らしながら答える。
「これで、俺が世界ランキング1位ってわけか。」
「そうだ。」
カインが俺に手を差し伸べる。
「これからは、お前がこの世界のトップだ。」
俺はその手を握り返す。
世界ランキング1位、風間凌——誕生!!
視聴者数を確認すると——
【視聴者数 150,000人】
「これは……!!」
コメント欄も大騒ぎだ。
『世界ランキング1位、風間凌!!!!!』
『風間最強!風間最強!風間最強!』
『神試合(゚∀゚)キタコレ!!』
『未来改変から世界創造へ……すげぇ!!!』
『これは伝説の試合だったな……!!』
「……さて。」
俺は剣を収める。
「これからが、本当の戦いだな。」
カインが静かに言う。
「お前が1位になったことで、世界の“支配者たち”が動き出す。」
「……!」
「これから先は、ランキングだけじゃなく——世界そのものを相手にする戦いが始まるぞ。」
「……だったら、俺がこの世界を変えてやる。」
俺は拳を握りしめ、空を見上げた。
——風間凌、世界の頂点へ。
そして、新たな戦いが始まる——!!
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