「僕の6人の恋人」

@MKtaikun

第1話

タイトル「僕の6人の恋人」1


僕には付き合い始めて数週間の彼女がいる。


友達の紹介で会ったのが最初の出会いだった。


すごく大人しい性格だけど笑った時の笑顔が本当に可愛いんだ。


そんな彼女と付き合っている僕だけど至って平凡な性格だ。


彼女と釣り合っているか心配になったりするけど今のところは大丈夫そうだ。


〜夜〜


僕「あぁ…暇だなぁ…」


僕「久しぶりに散歩でもするか」


僕「いま何時だ?」


スマホを見るとそこには9時と表示されていた。


僕「寄り道しながら10時くらいに帰れるように調整するか」


そう言って僕は玄関を出た。


夜の街は思ったよりも明るかった。


いわゆる繁華街ってやつだ。


僕「さすがにここは明るすぎるなぁ」


そう感じた僕が来た道を戻ろうとした時だった。


僕「ん?なんか見覚えがあるような姿が…」


そう思ってそっちの方を振り返るとそこには…


僕「な…なんで…」


そこには僕の彼女がいた。


しかも、隣りには知らない男もいる。


驚きすぎて声が出なかった。


そこから何を考えていたのかはわからないけど、僕は彼女に声をかけていた。


僕「ゆい…こんなところで何してるんだ…?」


そうだ。


僕の彼女の名前は"ゆい"だ。


それなのに彼女はとぼけたような顔をしている。


僕はまた彼女の名前を呼んだ。


僕「何してるんだって聞いてるんだよ…ゆい…」


そこでようやく彼女は口を開いた。


どんな言い訳でも聞くつもりだった。


だけど僕は予想だにしない言葉を彼女の口から聞くことになった。


???「ん?ゆいって俺のことか?」


その声は男のように低い声で…


男のような口調で返事をした…


つづく…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る