現代商品と最強な相棒達と行く異世界食べ歩き物語
黒猫
第1話 始まりはいつも突然に
こいつは……さすがにヤバイな」
彼は茂みに隠れながら、息を潜めていた。
グジュ グジュ
目の前ででかいカマキリに食われるこれまたでかい熊。
グロすぎて直視できないが動けば次に食われるのは自分である。
「はぁ……なんでこんなことに…」
彼はこの世界に召還されたときのことを思い出していた。
俺の名前は九条樹生(くじょうたつき)。
今年から市の高校に入学した普通の高校生である。
「う~ん……ふぅ……」
あくびをしながら目を擦り起きる。外では小鳥が囀ずっており晴天であった。
「·······」
今日は学校は休みで部活もまだ入っていないためゆっくりすることができる。
また、家族も朝早く出かけており家には俺一人だった。
「9時か……よし…」
俺は身支度を済ませると都心に向かうために家を出た。
「さてと、アニメショップにでも行きますか!」
「姫様……準備の方は………」
「分かり………人数は……」
「しかし、この作者さんすごいな。よくこんな展開思い付くもんだよ」
俺は適当なカフェに入り買ったばかりのラノベを読む。もちろん1人である。
「……。続きは後で読むか。」
俺は立ち上がると、行きつけの道具街に向かった。
「では………よいですね?」
「始めます!」
「買いすぎたかな……」
俺は様々な料理道具が入った袋を持ちながらあるっていた。
「重い………うん?」
そろそろ駅に着くというところで急に地面が光始めた。
「きゃああ!」
「ちょっ!なんだよこれ!」
「眩し……」
その光景は俺だけでなく周りにいた全ての人に見えていたようだ。
「これは……」
良くある展開。何度も読んで現実にはあり得ないと思っていた現象。
「まずい!」
俺は来た方向に全力で走り出しだしたが時すでに遅し。眩い閃光に包まれた……
「よくぞまいった勇者達よ!!」
目の前にはきらびやかな服をまといでっぷりとした立派なお腹を持つ……‥
「マジかよ……」
The王様がいた
作者から
異世界でのグルメ旅。始まりました。
バタバタ、ドキドキ、のびのびとした冒険譚を楽しんでいただければ幸いです。
こんな料理を出して欲しい!こんな食材を使って欲しいなどコメントありましたらドンドンコメントしてください!
このたびは読んでいただきありがとうございました
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