逃れようのない智子の執着が笑えます
と、突っ込みつつ読みましょう。
神宮寺霊子の日常に潜む怪異(!?)を、これでもか!というほど見せつけられます。もしも彼女の身に起きたことを自分が経験すると想像したら……心は凍り付き、もはや自分の周りには誰一人寄せ付けず、独り生きていくことを決心するでしょう。ですが、彼女は勇敢にも日々を生き抜いていくのです。そんな本作を読んだ私は、恐怖のあまり(!?)腹がよじれてしまいました。