詩集 人がいることシリーズ
仲仁へび(旧:離久)
01 詩 人がいない場所に行きたい
誰もいない場所に行きたい
人がいない場所に行きたい
私を知っている人がいない場所に行きたい
誰一人 人がいない場所に行きたい
無関係な人ならまだいてもいい
心が少しだけ いつもより 緊張しなくてすむ
でも 贅沢を言うなら 誰もいない方が良い
ただ一人になっていたい
誰もいない場所に行きたい
人がいない場所に行きたい
どんな所でもいい
場所は問わない
便利じゃなくてもいい
不便であってもいい
絶景とかなくてもいい
秘境であってもいい
とにかく一人になっていたい
「ストーリー」
知っている人に愛想笑い
顔を見つめてお世辞三昧
目と目を合わせてしっかり会話
常識だから 苦手でも しっかりやらなくちゃ
でも とにかくこんな日常に疲れちゃったな
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