第2話の素案

『ハーフ&ハーフ5』第二話のお題パートの素案になります。

 まだ本番ではありませんよ。テスト・試作です。 

 性別・人称その他なんでも変更してオッケーが前提になります。


 一話目は『明るめの性格だけどほっといてくれオーラ全開』みたいなタイプになったのかな。二話目は『ちょっと暗くてとにかく人と関わりたくない』そんなタイプとしてます。もちろんキャラクターは自由に膨らませてくださいね。


 前回に引き続き、書きやすさとか、続けやすさとか、どんな感じでしょう? という土台だと考えてくださいね。


 とりあえずお題パートは前回同様に一人称で僕。

 相手を同性の君と表現してます。

 僕を女性にしてもいいし、相手の性別も作品に合わせて変えてください。

 過去の傷に関する部分はそれぞれの作品ごとに設定ですね。



 ※※※ 第2話「過去をひきずつて」素案 ※※※


「悪いけど、それだけは無理」

「無理じゃないよ。大丈夫だって!」

「買いかぶりすぎ。オレには無理」


 もう何度繰り返したか分からない言葉のラリー。

 君はいつもそう言って暗い目でうつむき、立ち去ろうする。

 僕はそんな君を追いかけ、無神経かつおせっかいを発動して食い下がるのだ。


「絶対出来るって!」

「誰か別の奴に頼んでくれ」

「君にしか頼めないんだ!」

「無理は無理だよ。ごめん」


 袖を捕まえたところで、また振り払われてしまう。

 君がまた気持ちに蓋をしちゃったのがわかる。


 君が気持ちに蓋をする理由は噂でなんとなく聞いていた。

 ぬぐい切れない失敗の記憶と痛み。

 そんな過去が今も君をむしばんでいるのだろう。


 何とかならないのかな?

 それがおせっかいだってわかってる。

 僕の言葉と行動がまた君に過去を思い出させて、苦しめているのも知っている。


 知っているけど。

 いや、それを知ったからこそ、君の助けになれないかと願うのだ。

 だから僕はしつこく追いかける。


「なんとか考え直してくれないかな? どうしても君に頼みたいんだ」

「そういってくれるのはうれしいけどさ、もう失敗するのは嫌なんだ。失敗するのがわかってるから嫌なんだよ。もう関わりたくないんだ。逃げてるってのもわかってるよ。でもオレはこれ以上誰もがっかりさせたくないんだ」


 君がそんなふうに本音を漏らしてくれたのは初めてだった。

 同時にそれは僕に対しての最後の通告だった。

 それから君は一度僕をじっと見つめ寂しそうに笑う。


(わかっただろ? もうオレにかまわないでくれ)


 君は目でそう語り、また僕から離れていこうとする。

 でも僕はその瞳の奥にあるもう一つの感情を知っている。

 

 君は、君自身に一番がっかりしているんだよね

 失敗から抜け出せない自分に失望しているんだよね。


 でもさ。

 今の君は一人じゃないんだよ。

 

 それを証明するために、僕は再び君の背中を追いかけて走り出すのだ。


 ※※※~ここまで~※※※




 なんとなくお題パートのアウトラインが見えてきたような。

 ちょっと時間かかってますが、気長にお付き合いを。

 

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