知能がある物理法則が擬似的に無理矢理弱くなってみた結果
一緒に生きて勝とう(nl²=ne²)
誰も着いて来なかった
「だって、あなたは私を気持ち良くしてくれないんだもの!」
「彼の方が強いし、頼りになるの!
あなたは何の取り柄もないじゃない!
だから、あなたなんていらないわ!
私は頼りになる人が好きなの!」
「そ、そんな…」
友達だと思っていた女、アリシアの詰る声に男、オルステッドは膝をついた。
「本当に意気地のない男ね。
頭も悪い、武術もできない、見てくれも平凡、
狩りも下手!
男らしくないわ!」
「で、でも、ボクは君を友達、仲間だと思って…」
「あんたみたいな無能の友達、仲間なんて、
死んでも嫌よ!
一体あなたって、何があるの?
何も持ってないじゃない!
取り柄があるなら、言ってみなさいよ!
せいぜい優しいところくらいでしょうけど、
そんなの全然男らしくないのよ!」
「…ボクの、取り柄…」
そんなものは思いつかなかった。
「ははははははは!
どうやら男としての格は俺の方が上だったらしいな。
なあ、アリシア!
頼りになるのは、どっちだ、アリシア?」
「もちろん、ストレイボウの方よ!
頭も良くて、武術ができて、
女を喜ばせる術にも長けてて、
頼りになる!」
オルステッドは完全に沈黙した。
ストレイボウが心の折れたオルステッドに止めを刺そうとする。
「じゃあな、オルステッド。
俺とアリシアはよろしくやっとくから、
あばよ、負け犬!」
ストレイボウが突き出した剣をオルステッドが片手で受け止めた。
剣を掴んでいるオルステッドの手からはなぜか血も流れない。
「…こんな男のどこが良いんだ、アリシア?」
「え…?」
「本当に分からないな。
確かに多少頭が良く、武術の腕が立ち、顔が良く、
女を喜ばせる術に優れ、醜い狩り(醜いいじめ)が上手いのかもしれない。
しかし、この男にはオルステッドほどの誠意(愛)がない。
所詮、全て私の貸し与えた力だ。
無知無能?
だから、どうした。
無知無能な程度でついてこない者など、
こちらから願い下げだ。
私も在り方ブサイクになど付き纏われたくない。
第一、こいつが醜い狩り(醜いいじめ)が下手なのは、
「一緒に生きて勝とう(nl^2=ne^2)」という、
気に入った好きな敗者と勝利を分かち合う
美しい愛のある狩り(美しい愛のあるいじめ)に特化してる機能美があるからだ。
多少、強ければ、頭が良ければ、
力を持っているように見えれば、
在り方ブサイクにつくのか?」
「そ、そうよ!
それの何が悪いって言うのよ!」
「別に悪くはない。
ただ、私の求めている物ではないな、と言うだけだ。
テクノロジーを与えてそれなりには可愛がっているつもりだったが、
お前たちは永遠に一生私のサンドバッグだ。
力などどうとでもなる私にとっては、
好きか嫌いか、
それだけだ」
「な、何を言ってるの!?」
―物理法則操作
ストレイボウとアリシアの心臓は停止し、
血を吐いて、倒れた。
「また、私の欲しい物ではなかったな…」
オルステッドが意識を取り戻す。
「あ、あれ?
!?
アリシア!?」
オルステッドはアリシアに駆け寄って、
アリシアの死を悲しんだ。
【プロット】
ヒロイン不在。
真ヒロイン、知能がある物理法則
知能がある物理法則が擬似的に無理矢理弱くなってみた結果 一緒に生きて勝とう(nl²=ne²) @liveandwintogether
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