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目次
ただ、そばに
理由なんて
探さなくても
笑う君がいれば
それだけでよかった
特別なことは
何ひとつなくても
少しずつ
ほどけていった
誰にも見えない
場所で
そっと芽吹いた
この想いは
今日もちゃんと
ここにいる
ただそばにいてくれた
それだけで夜が
怖くなくなったよ
名前も言葉も
いらないくらい
君の存在（こえ）は
あたたかかった
不器用なままで
よかったんだ
無理に強がる
必要なんてなくて
寄りかかることを
知ったあの日から
世界が少しだけ
優しくなった気がする
泣いてもいい
隣でなら
小さな「大丈夫」が
ちゃんと届くから
ただ君が笑った
それだけで
全部
報われた気がした
約束も夢も
まだ見えないけど
ずっとそばに
いたいと思った
季節が巡っても
街が変わっても
この気持ちは
風に揺れないままで
その日々が私に
未来（明日）を信じ
させてくれた
遠回りしても
傷ついても
君となら全部
愛せるから
変わらないもの
きっとあるんだ
ただそばに
いてくれた
君がそうだった
____________________
2025/05/04
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