第八話 事件発生?
昼食の後片付けも終わり、俺達は街に向けて再び歩き始めます。
「「ふんふんふーん」」
お昼寝もしたからか、シロとミケは上機嫌で手を繋いで俺の前を歩いています。
途中で魔物や動物にも数回遭遇したけど、大して強くなかった。
俺達で対処出来る魔物や動物の強さなのだから、この世界の人にとってはきっと雑魚なんだろうね。
まあ、オオカミが集団で襲ってきたら、俺達だけでは対応に困るかも知れないけれど。
その後も、トラブルもなく順調に歩いて行きます。
しかし日が傾いてきたので、俺は野営にするか頑張って街に向かうか少し迷っていた。
このままのペースで歩けば、あと少しで街に着きそうなんだよね。
そんな事を思っていた時だった。
ダダダ!
突然、俺の前を歩いていたシロとミケが走りだしたのだ。
慌てて俺も二人の後を追って走り出した。
くそ、二人は中々の速度で走っていくぞ。
「シロ、ミケ、急に走り出してどうした?」
俺は走りながら、前を行くシロとミケに理由を確認した。
シロとミケは、走りながら俺の方を向いた。
「大変、大変なの!」
「この先で、誰かが襲われているよ!」
「ええ!」
シロとミケは、今まで魔物や動物の襲撃を全て言い当てている。
だから、この先で誰かが何かに襲われているのは間違いないだろう。
だが、シロにミケよ。
「「とー!」」
「おい、ちょっと待て!」
俺を振り切るほどの速さで走ることはないんじゃないかな。
俺は、あっという間に二人に置いてかれてしまったぞ。
街道は一本道だから、このまま走れば問題ないと思いたい。
というか、そうあって欲しいぞ。
「はあはあはあ。あ、あそこだな」
俺も頑張って走って行き、何とか現場らしきものが見えてきた。
おお、人が大勢の魔物に囲まれているぞ。
確かにこれは大変な事態だ。
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