三回目 2025年3月9日(日)
チビかまくん制作にあたって
現在進行形で児童文学作品「チビかまくん」を執筆しておりますが、なんと締め切りが3月1日午後6時です。(これを書いているのは前日の夜8時)
やばい。終わっているけど、終わらない。
先生からのご指導をもとに、いざ書いてみると、当初の予定からだいぶ離れたところに着地してしまいました。「チビかまくん」をお読みいただくまえに、ここに変更点等を記しておこうと思います。
自分の頭の中を整理するためでもあります。(多分、第3回のときに聞かれそうな気がして……。そのための準備ともいえるかも)
それでは参ります。
【設定を自宅の庭から通学路に変更】
最初は自宅の庭にいるチビかまくんという設定でしたが、通学路でいつも見かけるチビかまくんとしました。理由としては、後述する友達が声をかけることで、走って逃げ帰るという状況をつくりたかったからです。また、これを自宅の庭でしてしまうと、家に母親がいて会話をする必要が出てきたり、世界の広がりが感じられにくいかなと思ったためです。
【名前を設定すべき木をタンポポに変更】
花が咲いたタンポポにすることで、季節は春だということを暗に伝えることができます。また、視線は必然的に下。チビかまくんを触るためにはしゃがむ必要も出てきます。
【父親ではなく隣に住む友達に変更】
虫博士の友達という登場人物を入れることで、「カマキリの脚は脱皮を繰り返すことで再生する(こともある)」という会話をさりげなく入れ込むことができると考えました。また子ども同士の世界の中で起きた物語にするのがいいかなぁとふと、思っちゃいました。(親が出てこないのがいいのか悪いのかはわからないです)
先生がおっしゃっていた『お前、虫の世界では足ちぎれても生きてる奴多いんだぜ』とか『カマキリって卵産んだらメスがオスを食べることもあるんだぜ』というセリフは入れませんでした。
【時間経過の変更】
当初の設定は春(チビかまくんの脚をちぎる)→秋(死んでしまったカマキリと卵を見つける)→春(新しい命を見る)と一年越しのストーリーでしたが、さすがに時間経過が長すぎるので、春の二日間(チビかまくんの脚をちぎる→翌日卵を見る)にしました。
大人になって死んでしまったチビかまくんには遭いません。
これが功を奏するのか、ストーリーとして破綻してしまうのか。
【登場人物の設定】
つむぎ:主人公の女の子。虫が嫌い。でもチビかまくんだけは触りたいなと思っている。名前は「2024年、女の子の名前ランキング1
元気:隣に住んでいる虫博士の男の子の友達。名前は(ここでしかふざけるチャンスはなかったので)まめいえの小説のキャラ「町田元気」から。将来マッチョになる前の貴重な少年時代。
【最後の最後まで迷ったこと】
カマキリの卵が
「ラストは驚くほど簡潔に」という先生の言葉が、最後まで僕を悩ませます。
さあ、このような変更を加えて、まめいえの作品「チビかまくん」はいったいどのようなものになったのか。
明日、作品を提出し終わりましたら、アッ
※1 見るサイトによってランキングが違いますが、まあ人気な名前なことに違いはありません。
※2 フォロワーの真田先生より「独立した作品として出した方がいい」とのご助言をいただきましたが、2000文字程度の作品ですので、このまま次話に掲載いたします。(第3回の講義で間違って絶賛でもされようものなら、あとでシングルカットという形をとるかもしれません。え、シングルカットっていう言葉が古い? 最近の若者には通じないんですか?)
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