教祖
心が悲しみの地を這い 私を取り巻く何もかもが
ひどい言葉を 耳に流し込んだ
もう何も見たくないと 閉じた
「安心なさい」と開かせたのは あの方だった
1人 2人と 手を伸ばし
3人 4人と
5人 10人と 周りを囲み
100人 1000人と あの方を
頼もしい顔立ちと揺らがない眼差しに すべてを
「大丈夫」
「信じなさい」
「安らぎの地はこの場所に」
強い絆 深い愛
私たちのコロニーは いつかひとつの国となる
奇跡ではない 偶然でもない
当然であり 必然の未来として
私は 持てる知識を 求められるがままに捧げる
あの方の作る世界で生きる 幸せのために
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます