第7話

基本的に俺が日頃やってる仕事は

華村會の雑用


繁華街の店の見回りや集金


若い奴らが馬鹿やってれば

それを窘める程度の仕事で


それ以上の事は

兄貴である若頭の管轄


それでも手に負えない事は

槙野組 組長の親父


更に事が大きくなれば

華村會 会長として 親父が管轄する



そんな中

ちょいちょいやらされるのが

兄貴の仕事の手伝い


手伝いなんて可愛い表現ではあるが

その手伝いでロクな事がないのは

もう分かりきっている


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