第3話:ルナリーフの絶品スパイス料理が誕生!?
◆ 最高のスパイスが戻った…いざ、至高のカレー作り!
「さて、スパイスが戻ったことだし――」
シオンは 期待に胸を膨らませながら、セリオンを見上げた。
「ついに作れるんだね! ルナリーフカレー!」
セリオンは 「ふふ」と微笑みながら、棚からスパイスの瓶を取り出す。
トントン、と手のひらで確かめるように瓶を揺らし、その香りを確かめると、静かに頷いた。
「これも、シオンさんのおかげですね。」
「本日のメニューは――ルナリーフ特製"至高のスパイスカレー"です。」
「おおおおっ!! めちゃくちゃ楽しみ!!」
シオンの目が輝く。
「じゃあ、私も手伝うよ!」
「えっ?」
「食べるなら、作る過程から楽しまなきゃね!」
セリオンは一瞬驚いたが、すぐに優しく微笑んだ。
「それは心強いですね。」
こうして、シオンとセリオンの "至高のスパイス料理" 作りが始まった――!
◆ スパイスが踊る…カレー作りが最高潮に!
「まずは、スパイスの調合からですね。」
セリオンは手際よくスパイスの瓶を並べていく。
「このカフェのスパイスは、すべて手作りでブレンドしているんです。」
「へぇ……すごい! じゃあ、このスパイスがなくなるのって、やっぱり致命的だったんだね。」
「ええ。料理の味はもちろん、"ルナリーフ"の個性そのものですから。」
セリオンはそう言いながら、手際よくスパイスを調合する。
「このスパイスの香り……なんか、すごく落ち着く。」
「ふふ、それは**"月の香り"**を含んでいるからかもしれませんね。」
「月の香り?」
「特定のハーブとスパイスを組み合わせることで、食べるとリラックスできる特別な効果を持たせているんです。」
「へぇ、なんかロマンチック……!」
シオンは感心しながら、スパイスを慎重に混ぜていく。
◆ じっくり煮込んで、香りも味も極上の一皿へ!
スパイスを調合し終わると、次は "炒める工程" だ。
セリオンはフライパンに油を垂らし、スパイスを入れる。
ジュワァァァッ!!!
一瞬にして、スパイスの香りが爆発する。
「うわっ……これ、ヤバいくらい良い匂い!!」
シオンは思わず顔を近づけるが――
「危ないですよ、火傷します。」
セリオンがすっとシオンの額を指で押した。
「うぅ……だって、すっごくいい匂いだから!」
「ふふ……では、お肉を入れましょうか。」
大きめにカットされた肉が、熱々のフライパンに投入される。
ジュワァァァッ!!!
スパイスと肉の旨味が絡み合い、香ばしい香りが一気に広がる。
「これ、絶対おいしいやつ……!!」
シオンはごくりと唾を飲んだ。
◆ 食の極み! ルナリーフの至高のスパイスカレー、完成!
じっくり煮込まれたスパイスカレーが、美しい陶器のお皿に盛られる。
ご飯の上に、たっぷりとかけられたルーは、深みのある琥珀色。
スプーンを手にしたシオンは、期待に胸を膨らませながら――
パクリッ!
「………………っ!!」
一瞬、言葉を失った。
「う……まっっっっっっ!!!」
思わず テーブルを叩く シオン。
スパイスの刺激、濃厚なコク、じっくり煮込まれた肉の旨味――すべてが完璧だった。
「これ……これだよ!!」
目を輝かせるシオンを見て、セリオンは静かに微笑む。
「気に入っていただけたようで、何よりです。」
「気に入るどころじゃない!! これ、一生食べていたい……!!」
シオンは夢中でスプーンを動かし、カレーをかき込む。
◆ もう一品…!? 魔法のドリンク"虹色クリームソーダ"登場!
食べ終わったシオンが満足そうにしていると、セリオンが "ひんやりしたグラス" をそっと差し出した。
「これは……?」
「ルナリーフ特製 "虹色クリームソーダ" です。」
「えっ!? これ……めちゃくちゃ綺麗!!」
グラスの中で七色に輝く魔法のようなドリンク。
淡い色が混ざり合い、まるで夜空に浮かぶオーロラのようだった。
「これは特別な魔法ハーブから作ったドリンクなんです。色だけでなく、飲むたびに味わいが変わるんですよ。」
「味が変わる!? そんな飲み物、初めて見た!」
シオンはわくわくしながら、そっとストローを咥えた。
チュッ……
「……おおおっ!? 最初はミントっぽい爽やかな味だったのに……」
数秒後――
「えっ!? ちょっと甘いフルーツの味になった!?」
「ふふ、楽しんでいただけたようですね。」
セリオンは満足そうに微笑む。
「……これ、毎日飲みたい!!」
「また来ていただければ、お作りしますよ。」
「うん、絶対また来るよ!!」
こうして、ルナリーフの "スパイス消失事件" は完全解決!
シオンは 最高のスパイスカレーと虹色クリームソーダ を堪能し、満足げに店を後にした。
◆ 至高のカレーを味わったシオン。次なる旅先は…灼熱の地、潮炎郷!
「よーし! 次の旅先でも、美味しいものを探さなきゃね!」
美食を求める旅は、まだまだ続く――。
次回『潮炎郷編:炎の洞窟に潜むもの』へ続く!
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