「クラスの姫は私のわんこ」というタイトルだけで、ただのギャグではない関係性のズレや支配と従属のテーマが漂っていて、一気に引き込まれました。
冒頭から、"姫"とされる完璧美少女が「犬になる」と自ら口にする展開は、既存の主従モノとは一線を画しています。力関係がどこかズレていて、しかもそのズレに甘さや狂気がほんのり滲むのが本作ならでは。
特に、姫キャラの「自発的な服従」と、それを受け入れながらも戸惑う主人公のリアクションに、読者としてドキリとさせられます。愛情?憧れ?それとも執着?言葉にできない感情が、少女たちの間に張り詰めた糸のように漂っていて、気づいたら、夢中になって読んでいました。
この作者様ならではの、 可愛さの裏にある歪さ、そして歪さの奥にある純粋さ が、今回も全開でとても嬉しいです。
続きが本当に楽しみです🙏😍❤️