第12話

「脱衣……か」


 マニュアルアプリから、そろそろアゲハちゃんの服を脱がせてはどうかという提案があった。

 確かに、服の上からの感触ばかりで少し物足りなさを感じていたところだった。とはいえ……。


「服脱がせたらさすがに、『満員電車だから』じゃ通らないよなぁ……」


 これまでは、混んでるから仕方ないよね、ってことでアゲハちゃんに対するおさわりを正当化してきた。だが、脱がせるとなるとさすがにその理由はアゲハちゃんに対して使えない。

 もっとも、アゲハちゃんならそれで騙されてくれる可能性もあるにはあるが……。


「まあ、どちらにせよ出たとこ勝負だな。何よりおっぱいとか直接揉みたいし」


 痴漢に慣れてきた俺は、より大胆な行動を起こすことに対して、さほど抵抗を覚えなくなっていた。


 駅のホームでそんなことを考えているうちに、電車がやってくる。

 アゲハちゃんのあとに続いて、車両の中に乗り込んだ俺は、さっそく彼女の身体に手を伸ばした。


「アゲハちゃん、おはよう」

「んっ……あ、おはようございます」


 太ももを撫でながら朝の挨拶をすると、彼女も言葉を返してきた。


「アゲハちゃん今日も可愛いね」

「えっ? わ、わたしがですかぁ? そんなことないですよぉ……んんっ」

「いやいや、そんなことあるって。超可愛い。制服のデザインとかも、すごいアゲハちゃんに合ってるしさ」

「そ、それは制服が可愛いだけで……はぁぁ……」


 体をまさぐりながら、さりげなく服の方に話題を持っていってみることにする。

 胸やお尻の感触を楽しみつつも……その下の、肌を直接触った時の感触がどんな感じか想像すると、ムスコがただちにムクムクと成長し始めた。


「いやいや、制服が可愛いだけじゃアゲハちゃんの可愛さに説明がつかないよ。もちろん制服も可愛いけどさ」

「はぁ、ん……そ、そうなんですよ。制服のデザインすごく好きでぇ……んっ♡ それで今の学校選んだんです……んぁ♡」

「そうなんだ? だったらそのおかげで毎朝同じ電車に乗れているし、その制服には感謝だなぁ。――ところで」


 制服の上から胸を揉んでいる手をさりげなく動かして、シャツのリボンへと指をかける。


「個人的には制服着てないアゲハちゃんも見てみたいなぁ……って思うんだけど、アゲハちゃんはどう思う?」

「え?」


 それから俺はゆっくりと……シャツのリボンを下にしゅるりと引っ張った。

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